物損の示談交渉が難航している。


といっても条件面ではある程度折りあえる地点がみえつつある。


難航の原因は、こっちの保険会社の担当者。



最後のつめの前に相手の損害状況を確認しておきたいところだった。


9:1の過失割合というのは先日の話し合いで決着済み。


10万といわれても1万だし、さほど問題にはならないが


一応確認したうえで最後の交渉にのぞみたかった。



ところが・・・



先週の木曜日にこっちの保険会社の鑑定が現地にいっている。


(無理をいって動かした。当初は確認さえしぶっていた)


木曜日の夕方に別件で担当者とはなしたところ


「明日には確認のうえ報告します」


とのことだったが結局金曜日は電話がないまま終了した。



そして今日。


当然担当者からは電話がない。


9時半過ぎにこちらから電話をして確認したところ


担当者「えーと・・・全損です」


一瞬耳を疑った。


自分「○○(事故現場)の事故の××(自分の名前)ですよ」


担当者「えー、分かってます。全損です」(ちょっと切れ気味)


意味がまったくわからず


自分「なにがですか?説明してください」


担当者「ですから全損なんです」


自分「ドアミラーとドアですよね。なんで全損なんですか?」


担当者「ドアミラーとドアとドアのつけねです」(どっちでもいいけど)


自分「そんでなんで全損なんですか」


担当者「えーと、あー、全損ではないか・・・ぎりぎり」


自分「はあ?」


担当者「ですからね、車が古いんですよ。古くても最低1割は認められるんで

 

13万という感じなんですよね。


それで今回うちのアジャスター(鑑定人)が見に行ったところ概算で10万なんです」



(それを先に説明しろ!)


もどかしい説明にぶち切れ寸前だった。


声を平静に保つために手が震えた。



自分「10万ていうのはどういう内訳なんですか?」


担当者「ですから、概算なんですよ」


自分「ドアミラーがいくらとかあるでしょ?」


担当者「いやー概算ですからね。ざっくり見た感じ10万てことなんで・・・」


(ざっくりみるのにわざわざ]行くか?ふつー)


自分「10万ていうのも決まりってわけではないんですか」


担当者「それはまあ相手もあることですからね」


自分「相手の方には伝えてもらってるんですかね?」


担当者「えーっと、どうだったけかなあ?」


(なんだそれ?)


なにか難しい局面になると、二言目には相手があるしという担当者。


交渉の難しさだけを強調しなんにもしようとしない。



自分「とにかく相手に伝えて相手の返事を確認してください」


担当者「わかりました!」


こんなときの返事だけはいい。


「ほんと頼みますよ」


といって電話を切った。


こいつとはもうこれっきりメールのやりとりだけにしよう。



話ていると精神的によくないし、ぜんぜんなんにもしてくれない。


思えば、これまでも局面の進展はすべて自分と相手の保険会社の話。


こんなやつは百害あって一利なし



最後には保険を解約して、解約理由に書いてやろう。


「担当者の対応が不誠実であったため」