ディープインパクト圧勝



それにしても強すぎる。


今、帰ってきて結果を知らないまま録画を見た。



京都競馬場にGⅠのファンファーレがなった。


京都のファンファーレは気持ちが盛り上がる。



17頭のゲート入りが済みスタートがきられた。



ディープ出遅れ!



これまでもよくあったことだが、後方2頭目はどうだろう?



対するリンカーンは中段の好位。絶好のポジション!


これで、だいぶ能力差がうまった。




あとは、ディープの上がり方が問題だ。


あせって序盤にポジションをあげようとするとチグハグなレースに


なり、かえって自滅してしまうことはよくある。


しかし、武がそんなミスをするとは思えない。



案の定、後方2番手のまま折り合いに専念している。



次の課題はスタンド前


大観衆の声援に馬がかかってしまう場合があるが、難なくクリア。



そうなるとあとは期待できるのは仕掛け遅れ


直線があまり長くなく平坦な京都の直線は仕掛けが遅れるとまずい。



京都を知り尽くしている武にはいらぬ心配だった。


3コーナーからまくり気味に進出。


しかし、無理はしていない。もったままどんどん他馬をかわして



四角先頭!



「これが強い差し馬の京都の走り方」というようなレース運び。


対するリンカーンもいったんディープをいかせてから


コースロスの少ないコーナーリングでうち2頭をかわしディープを追う。



能力が互角もしくは1枚落ちるぐらいならリンカーンの勝ちレース。


ディープはかなりのロングスパート。



差しきれる!



と思ったのは一瞬だけ。


差はつまらない。


さらに離された感もある。



ゴールしてみれば3馬身2分の1差。タイムにして0.6秒。



決定的な能力差としかいいようがない。



リンカーンも不幸な馬だ。


リンカーン自身、ここ2年の春天はなぜか能力を発揮できなかった。



3年目にしてようやく能力を出し切った。それも最大限に。


並みの年ならレコード圧勝だっただろう。



マヤノトップガンの3分14秒4をコンマ4秒上回るタイムで走り


3着馬をコンマ8秒(5馬身)も離している。




それでもコンマ6秒ちぎられた。



馬券は当然はずれたが、久々に見応えのあるレースを見た。



長距離戦の騎手の駆け引きも見応えたっぷり。


しかも強い馬の強い競馬は見ていて感動すら覚える。



今年は是非見てみたい。




凱旋門賞を勝つ日本馬を。