長距離王決定戦。


第133回 天皇賞・春



最大の問題は


ディープインパクトの取捨



デビュー以来9戦8勝2着1回


鞍上は天才・武豊


父はサンデーサイレンス


厩舎は池江郎


馬主は金子真人



勝率90%超だろう。



問題は、残りの10%未満(もしくは5%未満)にかけるかどうか。


本当に負かせる可能性のある馬がいないのかどうか。



まず、前走ディープと同じ阪神大賞典組はほとんどないだろう。


2着馬トウカイトリックで0.6秒差。


しかも、ディープより2キロ軽い斤量。


これは逆転不可能な決定的な差といえるだろう。


昨年の春天3着馬で阪神大賞典6着のアイホッパーは


オーストラリア遠征帰りで休み明け。


昨年より14キロ重い馬体重での出走だったことを考えれば


上積みは考えられるが、勝ち負けまでは・・・



ディープと同世代で菊花賞3着馬ローゼンクロイツも


すでにディープとの勝負付けは済んだ感がある。



他の馬達に逆転の可能性はないのか?結論は・・・





可能性はなくはない。



ディープインパクトが55キロで出走し2着に敗れた有馬記念。


他の古馬は57キロで出走していた。


1キロを0.2~0.3秒と換算した場合、逆転可能な馬が1頭いる。





リンカーン




JCを勝馬から0.3秒差の4着、有馬をやはり0.3秒差の3着。


数字の上では、ディープと好勝負可能で負かせる可能性はある。


枠順・展開などもあるが、長距離戦のここはジョッキー勝負。


横山の騎乗がさえれば、あっといわせるシーンまであっていい。



中間、そういう可能性を感じさせる調整過程か注目したい。





それにしても今開催の馬券道場は予想外のハイレベル。


12060円では28位どまり。


10位にランクインしているかと思ったのに・・・



トップは38920円(的中レース数2)


2位も37880円(的中レース数1) 


2位はたぶん日曜京都10R単勝18940円を200円だろう。



そのあとも20位までは2万円オーバーがズラリ。



勝負は4万どころではなくなった。



どっかで万馬券をあと2回は当てないといけないだろう。