浅田次郎の本はたいがい読んだ。



最初に読んだのが「鉄道員」


そのあと「メトロに乗って」「日輪の遺産」


その他もほとんど。



どれもおもしろいが、一番読みごたえがあったのは


「蒼穹の昴」



最初のころは文庫で読んで、途中からはハードカバー。


最近は図書館で借りてという感じだが、とにかくほとんど読んだ。



家の本棚にもハードカバーだけで20冊以上並んでいる。



今回の出張中、電車の長旅があるにもかかわらず


本を持っていなかったが、運良くまだ読んでいない


浅田次郎




が駅で売っていたので迷わず買った。



内容は、浅田次郎自身の競馬(国内・海外)の話や


競馬(ギャンブル)への取り組み方といったもの。


30年馬券を買い続けて負けていないというのがすごい。


30年の中で、年間トータルで負け越したのが3年。


しかも、新聞・電車などの経費込みで。



これはすごい!



ちなみに私は、収支をつけ始めてから7年で負け越し6年。


それ以前の10年も、ほとんど負けていたはずだ。




30年、ダービーとオークスを現場で見続けているというのは


もっとすごい。



国内はもとより海外もあちこちいっている。(取材もあるんだろうが)


ドバイ、イギリス、フランス、アメリカ、香港・・・



ドバイ・イギリスはもとから行ってみたいとは思っていたが


この本を読んで、ぜひ行ってみたいと思ったのは香港


香港の競馬場はいいらしい。



それと、やはり凱旋門賞も行ってみたくなった。



自分自身も20代のころは月1回くらいは競馬場に行った。


その他の毎週末はウィンズに通った。



JRAでは、府中・中山・阪神・小倉・新潟・札幌は制覇した。


本を読み、京都と函館は是非行ってみたい気になった。


福島はいつか機会があるだろう・・・



ここ数年、競馬場に行っていないが、とても行きたくなった。


京都・函館はちゃんと準備しないと無理だが


とりあえず、府中にでも行ってみたい。



この本で、まず印象的なのが巻頭の写真。




写真が非常にきれいだ。


特にサイレンススズカは抜群にきれいだ。


武豊もサマになる。



それと、浅田次郎がかっこいい。




写真は「久保吉輝」という人らしい。


競馬写真を撮っている人だそうだ。




それにしても


最近、いいかげんな取り組みの競馬が続いていた。



今週は、気を引き締めて取り組もう。