中学生のころ「ハナ」という親戚の犬がいた。
親戚の家は、うちから15キロくらい。
うちにもよく遊びに来ていた。
ハナは小さい頃、交通事故にあったが
手術し普通に歩けるようになっていたが、けっこう痩せていた。
春、ゴールデンウィーク頃に親戚一家はハナを連れて
山菜を取りに、山に出かけた。
ハナを遊ばせるため、山菜取りをしている間、離していたらしい。
山菜取りも終え帰ろうとした時、ハナが見当たらない。
それから、2~3時間探したらしいがどうしてもみつからない。
親戚一家はあきらめきれず、次の日もその次の日も探しに行った。
結局、捜索は3日で打ち切られた。
1週間が過ぎ、もうみんなあきらめ加減。
もう帰ってはこないだろうけど、何か適当に食べていれば
生きていけるかも・・・
2週間が過ぎた日曜日、うちの外から犬の吼える声がした。
「コロ」 の声とは違う。
外に出てみると、犬小屋のそばでコロとじゃれるハナがいた。
奇跡的!
それとも、犬ってそんなものか?
2週間もかけ、うちから20キロ以上は離れた山から帰ってきた。
迷い迷いだろうから、歩いた距離は相当なものだ。
しかも2週間もの間、何を食べていたんだろう?
とにかく親戚の家に無事が伝えられ、ハナにはえさと水が与えられた。
リッキーにもハナのようにたくましく生きれる犬に育って欲しいものだ。
リッキー散歩用、雨の日アイテムとして購入。
カッパみたいなジャージ?(上下50%OFFで2800円)
帽子はスキーのヤツ。
こんだけ赤いと交通事故にもあわないだろう。