文豪アレクサンドル・デュマの生涯を書いたはなし。
同名の父はナポレオン時代の将軍で、現在のハイチで
白人と黒人の混血として生まれ、後にフランスに渡る。
エジプト遠征時ナポレオンを非難してから不遇な人生を送る。
この本の著者(佐藤賢一)が書いた「黒い悪魔」は
その父の話。(いずれは読んでみよう)
デュマの代表作は
「三銃士」
「モンテクリスト伯」
など、どれも有名。
しかし、いっこも読んだことがない。
デュマ自身も「文豪」というのは知っていたが
何を書いた人なのかはこの本を読んではじめて知った。
「文豪」と知っていたのも
「脱帽しひざまづいて飲むべし」
とモンラッシェを語る際
かの文豪デュマが・・・
と言われているので文豪と知っていたくらい。
モンラッシェ → デュマ → 文豪
という順番。
しかし、この本を読んで
大成功・放蕩三昧・波乱万丈
といったデュマの生涯を知り非常に興味を持った。
是非、代表作を読んでみたいと思った。
今まで読んだこの著者の本はいろいろ考えさせられることが
あったが、この本は読んでいくうちにどんどんデュマという
人物への興味が募っていった。
そういえば、大学の時に第二外国語でフランス語を習ったが
「モンテクリスト伯」がのっていたような気がする。
その時は全然興味もわかなかったけど・・・