競馬新聞やスポーツ新聞の競馬予想


これはとてもよくできてるなーと改めて感じた。


複数(一人二人じゃなく大勢)が予想をし

誰も他人の予想は否定しない。



肯定+肯定+肯定+肯定・・・・



どっかに当たりはあるよねっていう形。


月曜日(または翌週)には当たったとこだけクローズアップ。



これを繰り返すと


(肯定+肯定+肯定+肯定・・・・)×毎週





こんなシーンに今日出くわした。それも「ひとり競馬新聞」


ある人物が解説をする。他の人から質問が出るとこう言う。


「そういう考えもあるよね」


また、質問がでるとこう言う。


「今日のところはそこまで詳しくは言えないけどあるかもね」



肯定+肯定+肯定+肯定・・・・



否定をしないことは自分に対して反感を持たせないばかりか

競馬新聞理論を実践している。



ということは、この人は次の展開として

「コーチ屋理論」を実践するかもしれない。



コーチ屋理論とは


肯定+肯定+肯定+肯定・・・・


という競馬新聞理論を複数の相手(この場合会社)に対して展開し

その中で当たった相手のところに言って



ほらね!言ったとおりでしょ。



といってコーチ料(コンサル料ともいう)をせしめる。

そして、さらに次のコーチを行い結果を待つ。



これを継続的に行なうには、複数(多数)のコーチ先(得意先)を

相手にし多種多様な違う情報をばら撒く必要がある。

相手が多いほど当たりを引く確立も高くなる。

さらに少しのテクニックを加えるなら、はっきりとした当たり外れ以外の

コーチをすることによって相手の反応しだいで小遣いをせしめる。


例えば「頭はこれでかたいはず!」と1頭だけ指名して馬連を買わせる。

頭で指名したのが当たった相手のところに行き「どうだった?」

結果を聞き「だめでした・・・」と言えば


「えっ?ヒモ買ってなかったの?」


とことさら驚いて見せ、自分は当たったことを自慢しさらに信用させ

次のコーチを行なう。


もし、相手が「おかげさまで当たりました」と言えば


「お礼は?」


頭をはずした相手のところにはしばらく近寄らず

ほとぼりのさめたころに


「とびきりの情報があるんですけど・・・」



実社会の中では、馬券ほど白黒つかないのでさらにやりやすい。




なるほど・・・



人を一瞬だけ信用させる肩書き、たとえば


馬主の知合いとか厩舎関係者の友達とか○×総研にいたとか


そういうのがあればとっかかりはつくし、後は口でなんとかなる。




ちょっとだけ自分にもできそうな気がした。


肩書きがないけど・・・