きょうは下げるはずのOIF
予想は裏切られいきなり高値スタート。
26,700円ではじまり、その後26,000円~27,500円。
これより上には行かないな
と思いつつ、念のため28,100円で売り注文を出しといた。
一方、PHも始値393円の好スタート。
その後も順調に買気配。買いがどんどん増えていく。
これはいい感じ
と思ったのもつかの間。売りも一気に増えてきた。
あわてて成売り注文を出す。
400円で約定
後は下がってくるのを待つばかり。
ところがなかなか下がってこない。
390円前後で膠着状態。
後場に入っても膠着状態はなかなか崩れない。
しびれを切らし、388円で買い注文。
その直後に動き出した。
みるみる下がっていく
388円はかるくこなした。
しまった、でも引けない
と追加買い注文381円
これもかるくこなされ370円台突入。
もう見たくないので放置決定。
終値だけ確認したら380円。
ビミョー
明日は金曜。週末を持ち越すかどうかが問題。
先週は悪夢の週末だった。
さて、どうするか・・・・
もう一方のOIF。
後場に入り急展開。
あれっ?
と気づいた時にはストップ高にはりついていた。
どんどん買いは増えていく。
28,100円は当然約定済み。
まあ、どうせはがれるだろ
とストップ安の22,500円で買い注文を入れる。
このナメタ態度が災いしてはり付きのまま終了。
ただ、明日も上げ続けるとは限らない。
チャンスはまだある。
実際、ここ数日動かしている分では負けていない。
これを続ければ1ヶ月で給料分くらいは・・・
と思い上がった気持ちがムクムク
以前にもこんなことがあった気がする。
大学2年の夏。時は昭和63年。
夏休みをいなかで過ごすため帰省。
帰省前に東京(といっても高尾)で切符を買い
残ったお金で飲み物と雑誌を買った。
雑誌は近代麻雀
無事、いなかの駅にたどり着いた時は
所持金100円
たばこも買えない。ちょっと前までは買えたはずの
ショ-トホープ1個売りも値上げにより110円。
迎えに来ていた友人に10円もらい購入。
いなかの空気とたばこを満喫した。
ほっとしたのもつかのまで、これから2ヶ月あるが
お金はない
バイトするぐらいなら帰ってこなかった。
東京の方が時給はいいし仕事も選べる。
とりあえず食うに困るわけではない。なんとかなるだろ。
翌日、ボロボロの靴に見かねたおばーちゃんが
「靴かってくれば?」とお金をくれた。
1万円
とはいっても高い靴を買う気はなかった。
3,980円の靴を買いおつりを返した。
ところが、おばーちゃんはおつりをくれた。
「どうせお金ないんでしょ」と
ありがたい!
遠慮なくいただいた。そして考えた。
6,020円。これでしばらくつなげる。
しかし2ヶ月は無理だ。増やさなければ。
当時、お金を増やす方法をパチンコ以外知らなかった。
知人が店員をしているパチンコ屋に行った。
まずは、6000円で2ヶ月過ごさなければいけないことを説明し
どの台がいい?
と聞くと、2台をすすめられた。
絶対?
と念を押すと
たぶん
頼りない答えである。
とにかくその2台を打つことにした。
1台目
なかなか回る。リーチも来る。当たらない。
2000円投入。あっちがいいかもと早めに見切る。
2台目
よく回る。リーチも来る。でも当たらない。
さらに2000円投入(計4000円)
残りの方が少なくなった。
もういくしかない。いちかばちか
一発台
当たれば約4000発(1万円くらい)
しかし、ここはいなかの中でも人の入っていない店。
一発台のシマには誰もいない。
状況はよくない。流れも良くない。
知人の店員も
「それは無理だよ。ひら台打てば」
と言ってきた。
しかし、強行
2000円を全て100円玉に両替し積み上げた。
少しの期待と大きな不安が交錯する。
100円玉はどんどん減っていく。
残り600円
その時、狭い釘と釘の間を通り1個の玉が飛び込んだ。
でかした!
1万ちょっとを持って帰宅した。
翌日、当然次を狙った。
もっと人のいる店の一発台。
そこの店の一発台は
エレキパワー
今日調べてはじめて知ったが発売時は
もともと一発台ではなく市場に出た機械らしい。
釘をしぼって一発台にかえた台とのこと。
(名前もエレキマンだと思ってた)
まんなかの3個のチューリップの中段のやつに入ると
下段のチューリップが開く。右打ちで打ち止めとなる。
実際、この台は相性抜群だった。
初日は大当たり5回つけて3~4万勝った。
翌日も2~3万勝ち、その翌日も3万ぐらい勝った。
一気に10万ごえ
大金持ちになった気分だった。
お金にゆとりができ、行動にもゆとりが生まれた。
朝、開店時刻にパチンコ屋に行き午前中はパチンコ。
昼にはきりあげどこかで外食。
その後、本屋により雑誌やまんがを2冊ぐらい買い
温泉でのんびり過ごし、夕方に帰宅。
夕方から、会社帰りの友人とあそぶ。
という毎日を1ヶ月あまり続けた。
その間、パチンコはほぼ負け知らず。
5日間で3勝1敗1分けという感じ。
しかも勝ちは平均3万、負けは1万未満という好成績。
外食、温泉、本の購入の他にも散財したが
1ヶ月終わってまだ30万弱の現金が残っていた。
このまま、パチンコで食えんじゃん?
とまで思ったりもして・・・
しかし、休みも残り20日あたりを境に負けがこみだした。
1勝3敗1分けという日々に・・・
残り10日くらいの時には残金15万を切っていた。
今ならまだ、東京までの切符を買っても10万残る。
やめ時かも・・・
しかし、なかなかやめられるものではない。
あげくのはての連戦連敗。
最後に残ったのは1万5千円。
東京までの切符が学割で1万3千円くらい。
帰ってくる時よりもいくぶん裕福な旅である。
ちょっと後悔したが、満足の方が大きかった。
実質6000円で2ヶ月。
パチンコ以外に使った金も15万くらいはあったはず。
しかも切符だけは自力で買えた。
パチンコ・パチスロでのこんな思いは
その後15年ぐらいやってこなかった。
ミリオンゴッドに出会うまでは・・・