きょうの朝、モカを埋葬した。


家の裏の「リボンの墓」のそばにあなをほり

おが屑をしいてモカをおいた。


アタマのそばにひまわりの種とえさをおき、おが屑で覆った。

その上から土をかけ、ハムスター用の木の樽を墓標にした。


わたしと二女とリッキーの3人(2人と1匹?)で見送った。


その後、二女を幼稚園に送っていった。

その車中で二女がおもむろに言った。


「パパ、ツバメって大きくなるとなんになるの?」


(ハッ?)


「ツバメは大きくなってもツバメでしょ。なんになると思った?」


「からすとか・・・」


すばらしい。こういう発想がなくては人生つまらない。


はなしは変わるが、その後

二女と長女のどちらが嘘つきかという話になった。


二女は長女の方が嘘つきだと言っていた。


たしかにそうかも???


今日、小学校で昔の遊びを児童に教えるという催しがあり

長女の話では、みんな家の人がくるというふれこみだったらしい。

欠席予定だった妻は、あわてて出席予定に変更し、

教えられる遊びに適当に○をつけたらしい。


ところが、なんのことはない。

くるのは係りを希望した人のみ(20人くらい?)


完全にはめられた状態。


そして「めんこ」を教える係りとして出かけた。



また、そこから嘘をつくのははいいことかどうかという話になった。


二女は「嘘はつかないほうがいい」といった。


わたしは嘘をつかなけれいけないこともあるし、

いっていい嘘と悪い嘘があることを教えなければいけない。


「例えば、プレゼントをないようなふりをしてほんとはあるよ

と驚かせてよろこばせるような嘘はいい。

 逆にプレゼントがないのにあるようなふりをして

うそだよー、ないよーという嘘は悪い嘘。

 他人をだますのは悪い嘘ってこと。」


二女は納得顔である。

我ながらいいたとえだった。(これは記録しておかないと)


でも、ツバメが大きくなってカラスになる。

これは信じさせてもおもしろかったかもしれない。

これぐらいは悪い嘘にはならないのでは・・・


幼稚園に遅れて到着。時間は9時50分(通常9時半まで)

「すみません、おくれちゃって」というと、やんわりと

「いいえ、支度をちょっと急ぎましょ」と言われてしまう。

思わずちょっといいわけしそうになった。


図書館により、本を借りてから歯医者にむかった。

予約の時間は10:45

呼ばれて診察室に入った。

「今日はどうされました?」と聞かれ

「右の上のおくから・・・」


あれ??


痛いとこどこだっけ?


あまり痛みがなくなっていた。

きのうまのしみるような痛みの場所がわからない。

これじゃ、うそつきだ。


「右の上の奥から3番目か4番目かその手前の根元が

しみるような感じがするんですが・・・」


なんともヨワい曖昧な説明である。


結局、虫歯ではなかった。

歯茎の後退による「知覚過敏」ということだった。

簡単な処置がおわり、なにかあったら言ってくださいということになった。


なんとなく、仮病っぽい後味の悪さを感じた。


それにしても、歯の治療中に言われる


「痛かったら手を上げて教えてください」


これに手を上げたことはいまだかつてない。


かといって痛くないわけではない。

ときには、そうとう我慢していることもある。


これは「いい嘘」ってことかも・・・