オヤジ達&謀り
前回、契丹の旅から渤王&摘星ちゃんのその後を見てきましたが、今回は契丹の旅の後日談と、泊襄の戦いの戦いへと向かう日々について
今回は晋王の見解
今回は梁帝(ドラマ:楚馗、史実:朱温)の息子たちを晋王がどんな目で見ていたのかに迫っていきましょう
朱温(梁帝、ドラマ:楚馗)には4人の息子がいましたが、これらの息子について晋王はこう見ていました
長男の朱友裕
早年に戦死した長男の朱友裕は朱温の寵愛を最も得て、個性が寛大で、民心を得ていたが、不幸にも戦場で亡くなった。
渤王軍はこの人の軍勢をそのまま継承しており、謂わば長兄の後継者的立ち位置にいるのが渤王となります
意外にも善人的に表現されていますが、YUZ的には彼の件が人の血で鍛えられたという話を聞く限り、乱世向きの方だと思います
朱友珪(ドラマ:楚有圭、二殿下)
朱友珪の生母は軍娼で、出身は卑屈で、個性は細心で、人の顔色を見るのに慣れていて、心が狭い
どう考えても、蔑んでいません!?
しかし、性格面はともかくとして、朱温(梁帝、ドラマ:楚馗)が倒れた後の政策を見る限り有能
いろんな意味で、。。。
そう考えると、この人も乱世向きな性格
朱友文(ドラマ:楚有炆、渤王)
三男の朱友文は言うまでもなく、大梁軍武を掌握し、瞬きもせずに人を殺し、彼を冷血非情で知られており、前朝の皇女馬摘星と暫くの間 因縁があった。
・・・・・
殆ど殺し屋扱い(;^_^A
でも、乱世ではこれが必要スキル💦
それ故、晋王は彼を高く評価している
総合的にみて、渤王が晋王にとっては最も乱世向きの方
摘星ちゃんとしては本当に複雑ですよね~~(;'∀')
因縁(いんねん)
この言葉は運命、仏語での因縁、謂れなどがある
仏語としての因縁
サンスクリット語の Nidana に由来し「原因、動機づけ、機会」といった意味合い 。
ni (降下、内化)と da (束縛, dana)による熟語で、物事が生じる直接の力である因と、それを助ける間接の条件である縁。
この言葉で表されるという事は、ちょっと意味深な感じです
朱友贞(四殿下、ドラマ: 勋王 楚有祯)
四子朱友贞(四殿下、ドラマ: 勋王 楚有祯)だけは、未だ年若く性格は不明で、晋王は彼の事を良く知らなかった。
それは当然
彼は当年 10~13歳頃の少年、当然初陣すらしたことはない
その上、彼はずっと小さな頃から契丹に人質として送られており、情報手段が発達していない時代で、彼の情報を得る事は難しい状態、当然といえば当然なのです。
今宵大胆にも只一人で、深く虎穴に入ってきた少年を見て晋王 李存勖は朱友贞(四殿下、ドラマ: 勋王 楚有祯)の中に僅かな鋭さを見て、
彼は将来 侮れない人物になるに違いないと感じる。
晋王は朱友贞(四殿下、ドラマ: 勋王 楚有祯)の行動に驚きながら、彼の中に原石を見つける事となります。
次回は、晋王と朱友贞(四殿下、ドラマ: 勋王 楚有祯)の対談の要諦ですo(^▽^)o