【17-2】ドラマ・永遠の桃花と原作・三生三世十里桃花の違い 番外編 2 一生劫(下篇) | yuz的 益者三楽

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引き続き、夜華の番外編のお話となります。

 

この番外編の最初の書き出しは、これから始まる悲劇を一言で表したような書き出しでドキッびっくりとします。

 

◆中文では↓の感じ、

『那一年,千頃瑤池,芙葉灼灼。他摯愛的女子,當著他的面,決絕的,跳下了九重壘土的誅仙台。』

 

◆こちらをYUZ的に訳すと

あの一年、瑶池に蓮の花が咲く。彼の最愛の女子は彼の目の前で別れを告げ、九重の诛仙台から飛び降りる。”

 

 

ドラマ同様、素素は小型の龍の姿ヘビをしている夜華をお布団に入れて抱いて寝て、夜華は彼女が寝入った後 人型に変わり、明け方又龍の姿に戻る。照れ照れ照れ

 

そして、ドラマでは夜華に生肉ステーキを食べさせるシーンがありましたが、原作ではこの部分はなく、この辺はドラマの創作となります。

素素の家に落ち着いた夜華はドラマと同様に一旦 素素の家を離れた後、けがを負って彼女の家の前に現れ、12日目に多少強引に家に留まろうとし、最終的に彼女と婚姻し、一緒に暮らしはじめます。

その後、夜華は愛する女子の為に天族太子の地位を捨て、彼女と共に暮らすために一計を図る。

それは、現在情勢不安定な鲛人族を焚きつけて、反乱炎を起こさせる。

 

原作ではダウンこんな感じです。

”彼女は言う。「あなたがもし恩に報いないといけないと感じるなら、あなたは私にその身を委ねねばなりません。」

 

彼らは東荒の天地に拝礼し、誓う。結婚式に彼らは心を打たれ、彼は彼女を抱いて眠り、とても首尾よいと感じる。

 

但し、それを命じた時それはとてもでたらめだった。

人は全て運命に定められていると言える。凡人の運命は仙人が定めて、全て逃げる事の出来ない運命で、一つの時を選んで運んでくる。彼は天子となる定めの天君の皇太子で、彼の二叔桑籍があの事件を引き起こし、天君は青丘の白家への一つの約の為に四海八荒(この世界)全てに、彼と青丘の白浅上仙が婚約したと宣する。

 

青丘の白浅だろうが、白丘の青浅だろうが大差なく、自らの周りには多くの人がいたが、これまでは一人で静かに眠っていて、彼はこれまでの人生が大したことではないと感じていた。しかし今の処彼の傍には愛する女人があり、昔の全ては過去のすべてを最初から考慮する必要がある。”

 

 

夜華にとって素素はこれまで出会ったどのような人より大切なようです。

その気持ちが外伝ではとってもよく伝わりますが・・・・・あの頃の素素に今一届いていなかったことは残念です。

 

↓原作ではこんな感じです。

”「一人の凡人の為にあなたは本当にたやすく天帝の位を捨てるのですか?ああ、愛江山に美人はおらず、明君のするべきことではない。 」

 

彼は只茶器を弄んで、その心を推し量ることは出来ない。「私がこの三千の広大な世界に対してごくわずかに衆生への愛に価値を見出せず、その位置に嫌々ながら着いたとしても明君にはなれない。太子の位ははやく空位になった方が良くて、徳のある人にその位置を譲るべきだ。桑籍はあの時追放され、三年の後私はその位を得た。私がもし塵芥に帰したとしても、天君は三年も経たずに最も良い人物を後継者に据えるだろう。」

 

连宋は視線を向けて笑いながら只一字を言う。「それは難しいだろう。」

 

間もなく素素は妊娠する。彼はうれしくてどうすればよいか分からず、ただ長年感情を抑えていたために見た目は普通の父となる人より落ち着いていた。妊娠した後の素素は一層食べる事が出来なくなり、あの日あの時彼の厨房での芸は磨かれ、随分と進歩していた。”

 

 

※画像はお借りしております