父が父のままでいられる間に天国へ送りたいと思いました。
モルヒネは耐性がつくのでどんどん量が増えていく。
モルヒネを使い痛みや苦しみから緩和されているならそれが一番良い。
昨日 夜中に退院する 病院にいたら殺される!なんて言い出して大変でした。
普段ならそんな事言わない父が人が変わったかの様になる。
看護師さんが身の置き場がない位きついのだと思うよ。と話してくれました。それと同時に モルヒネのベースを少しあげてくれました。
すると 少し落ち着き眠りました。
父が父でなくなっていく。
そんな父を見て旦那はゆっくり父をなだめてくれました。
お父さんがお父さんであるうちに眠る様に天国へ送るのは無理ですか?との問いに先生は 人によりますと言われました。
お父さんがいなくなる事は凄く淋しい。
でも病気がわかってから覚悟はしてきた。
毎日をお父さんと沢山笑って過ごしてきた。
この三ヶ月 沢山笑って過ごした。ギリギリまでお父さんの希望通り自宅で過ごせた。
最低限の薬 胃薬とロキソニンだけを使いギリギリまでお父さんらしく生活してきた。
お父さんカッコイイ!
先生が本当なら我慢出来なくなるくらい痛みや辛さがあったはずだからと言われました。
本当にギリギリまでお父さんは自分の意思を貫いたのだと
一日でも長く生きて欲しいではなく
少しでも穏やかに天国へ送りたいが今の気持ちです。