病院へ

父と一緒に病院へ

診察の前に家族だけにという事で病院から電話がありました。

私と旦那でカフェにいる父の目を避けて

主治医と話をしました。

お父さんごめんね。

主治医の先生はとても心のある方で 私の心情を察して言葉を一つ一つ選びながら話てくれました。

脳に転移があるのでその部分はガンマナイフを使いましょうという事で東大病院へ二泊三日の入院が決まりました。

今日も検査検査で疲れたと思う。

心筋梗塞の疑いがあるためエコーから血液検査3度して 今結果待ちです。

朝六時半にでて病院終わったのは今です。

入院は断固拒否(￣□￣；)

お父さんは本当に頑固で困る

心臓大丈夫かなぁ。

勘が鋭くまた困る…

薬が何もなくなると根掘り葉掘り

それを悟られない様にするため私も必死に説明する。

俺の人生だからが口癖

大丈夫 大丈夫が口癖

強がりばかり 本当は怖がりな癖に…

余命は八月の父の誕生日の夏までは厳しいと言われました。

実際 一ヶ月かなとも言われました。

凄まじいスピードで進行しているらしい。

転移があるため重粒子は対象外

余命は父には言わない。

余命なんて誰にもわからない。

父は頭に転移があると知り凄くショックを受けていたのを見て 本当の話は父にしなくてよかったと思った。

父がベッドで涙少しだけ流して

「生きたい 10年 20年 生きたかった」

そぅ父がボソっと言った言葉を聞いた時

大丈夫 まだまだでしょ？と笑って見せたけど胸の中は洪水状態でした。

父の前ではきちんと笑えていたかな？

お父さん何がしたい？どこに行きたい？

日曜日 天皇賞に行きたいの事なので一緒に競馬に行ってきます。

一ヶ月は全力で父のそばで出来ることやりたい。

職場には話をして五月は年休を全開で使うか 休職するか 退職するか相談したいと思う。

本当は退職してずっと父のそばにいたい。

あの時 転職していなくてよかった。

それもこれもタイミングなのかな…

道後温泉には行きたくないと言い出した。

きっと 淋しくなるから

うんうん わかったよ。

お父さんの言う通りにしますよ。

お父さん

 生きた時間じゃなくて生きた密度アップしようよ！

まだ全然信じられないダメダメな私