※本記事には『魔法騎士レイアース』のネタバレが含まれます。
アニメの第一章終了記念で原作コミックス(CLAMP PREMIUM COLLECTION)の1から3巻を読みました。
実はこちらのコミックス、2.3巻はアニメ最終章17~20話のYouTubeの配信開始日(11/10)の翌日である11/11発売だったんです。
1巻のみ10月発売だったので、もったいぶってないで2巻と3巻も同時発売してよ〜と思っていたのですが、とんでもなかったです。
ネタバレのオンパレードである2.3巻を読んでいたらあの感動は味わえなかったでしょう…
誰だか知らないけれどありがとう、偉い人!
そして気になる中身…
率直な感想は展開早っ!!!です。アニメで20話かけてやったものがコミックス3巻で終わるんですからそれはもう展開の早いこと…
1巻(アニメ1~2話)
クレフ、プレセアとの出会い
2巻(アニメ3話~10話)
沈黙の森のフェリオ、アルシオーネとの戦闘、エテルナの試練、プレセアに武器をつくってもらう、魔神セレス登場
3巻(アニメ10話~20話)
セレスのつづき(ここにアスコットとの戦闘)、魔神ウィンダム(カルディナとの戦闘)、魔神レイアース(ラファーガとの戦闘)、最終決戦
とまあこんな感じでテンポよく進みます。
アニメ版はアニオリが多いのと、原作のエピソードを分割して進んでいくところがあります。悪役のでてくるシーンが違ったりとかね…
アルシオーネさんなんてアニメ版で4回も現れてあっけなく敗退しているんですが、原作だと2回の失敗でザガートに粛清されています。
そして素晴らしいアニオリたち…
アニオリエピソードがこちら↓↓↓
原作でのワンシーンに肉付けした話はのぞきました。それもいれるとほとんどがアニオリになってしまいます…。
〈フェリオ回〉
原作だとフェリオは沈黙の森にでてくるのみです。(アニメだと3話)
なんとあの神回(7話)は全編アニオリ!
アニメで大活躍したマジックアイテムもでてきません。風ちゃんにはマジックアイテムではなくピアスを片方あげています。原作でもここのカップリングはあるので安心しました。
11話でカルディナと対峙しますが、これもほとんどアニオリ。原作でカルディナとの絡みはありません。魔神伝説についてフェリオから説明はありますが、場所は沈黙の森です。
15話、第二の魔神はもちろん原作にも登場しますが、 フェリオの出番はなし。原作の敵はイノーバではなくカルディナです。
17話はイノーバ回なので言わずもがな…3巻まで読んだだけではフェリオの正体は明らかになりませんでした。
〈アスコット回〉
まずアスコットが召喚した魔獣でプレセアが亡くなった衝撃の6話…アニオリです!!!これが1番びっくりでしたね…3人の武器を作ったあと、プレセア亡くならないし、アスコットはここでは登場しません。アニメ、なんで殺したの…?
7話もアニオリなので原作でフェリオとの絡みはなし。
8話のトラウマ回も…ヒカリ…
9話でのアルシオーネさんとやり取りもないです。というか原作はこの時点で既にアルシオーネはいません。ザガートに早々と粛清されるので。
11.12.13話でのカルディナとのやり取りもアニオリ…残念ながら3巻までにアニメでいう姉弟のような描写はないです
※11話の魔神伝説、12話のアスコットとの会話、13話のカルディナとの会話は原作にあるので完全アニオリ回にはいれませんでした。
原作でフェリオとアスコットの人気が高く、アニメで出番を増やしたのかなぁ…と推察します。3人それぞれの武器の成長ということで3話稼げますし…。
アニメは攻撃の描写などがよりわかりやすく、頭に入りやすかったです。神BGMの相乗効果もあって心揺さぶられます。
また原作者大川七瀬さんの脚本・脚本協力があることで安心して見ていられる部分も大きかったです。アニオリ回やオリキャラの登場は作品によってはマイナスに働くこともあるのですが、そんなことは全くありませんでした。むしろ原作エピソードへの肉付けが成功していて、より物語が深みを増したように思えます。
原作1~3巻とアニメ第1章を振り返りました。
大筋は原作と同じだった第1章と違い、アニメ第2章は原作とは異なる展開になるらしいのでそこにも注目していけたらと思います。
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(つづく)