兵役と韓流スター!基本解説2/口コレ 記事 | Small cloud's Diary

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兵役と韓流スター!基本解説2


第2回/兵役がスターを変える

かつては「兵役は芸能人の墓場」と言われた。人気が落ちるスターが多かったのだ。しかし、今は時代が変わってきた。「墓場」ではなく、「貴重なキャリア」になるケースも増えている。それは、どのような変化なのだろうか。

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兵役期間の変遷

「兵役は芸能人の墓場」と言われた時代は、何よりも兵役期間が長かった。ここで陸軍の兵役期間の変遷を見てみよう。

◆1977年……33カ月

◆1990年……30カ月

◆1993年……26カ月

◆2003年……24カ月

◆2011年……21カ月

このように段階的に兵役期間が短くなってきた。現在の21カ月というと、2年未満である。長いことは事実だが、「ファンが忘れずに復帰を待てる期間」と言うこともできる。それだけ負担が減ってきたのだ。

さらに、韓国世論の変化もある。

その変化とは?

除隊後に成功した2人

韓国の芸能人が確実に人気を落とす原因は、韓国を愛する気持ちを表せないことである。万が一、韓国を卑下する発言をしようものなら、とたんに総スカンを食らう。過去にも、それが原因で芸能界を去った若手スターもいた。

逆に言うと、韓国を愛する気持ちを表明すると、ファンから厚い支持を受ける。それと同じように、国防の義務を果たすための兵役を立派にやり遂げると、世論の好感度がグッと高まる。その場合は「墓場」どころか「飛躍台」になる可能性すらある。

俳優でいえばヒョンビンやソン・ジュンギ。彼らは、兵役を立派に全うし、俳優としてプラスのキャリアを加えた。

2人とも甘いマスクが持ち味だが、兵役を経て重厚なイメージを加えることができて、除隊後にドラマや映画をヒットさせている。彼らの成功は、兵役が墓場でないことの厳然たる証明になった。

兵役も一つのキャリア

現在でいうと、東方神起のユンホが兵役を通して韓国で評価を高めている。

2015年7月に入隊した彼は第26師団の軍楽隊に所属しているが、今年の5月には体力と軍務が超一流の証である特級戦士に選ばれ、韓国の新聞に「大韓民国の息子」と称賛された。

10月2日から6日まで開かれた地上軍フェスティバル(世界最大級の陸軍広報イベント)でも連日公演で大活躍を見せて、さらに評判を上げている。

特に、同じく軍務に励んでいる兵士たちがユンホに熱狂している姿を見れば、彼が男性ファンを新たに獲得したことを実感する。つまり、アーティストとしてもユンホは自らのファン層を広げたのだ。

しかも、兵役を通して随所に見せた「誠実で力強いイメージ」はかならず芸能界復帰後にも生きてくるだろう。

本当なら韓国でも兵役がないほうがいい。しかし、北朝鮮と激しく対峙している現況では、なくすわけにもいかない制度だ。そうであるならば、兵役による空白期間をマイナスに考えるのではなく、自分のキャリアに新しいイメージを付け加えるというプラス面に生かす。そういう意味でも、「兵役が墓場」ではなくなってきたのだ。










なんの装飾も後ろ盾もない世界。1人の青年としてユノ個人が切り開き得てきた評価。

除隊後、どうかこのユノの努力と成果が活かされる環境であってほしい…





















(画像お借りしました)