対談!今年の地上軍フェスを語ろう/第1回ユンホ編
ユンホ本人も楽しんでいた
康熙奉(以下、康)「こんにちは」
Takahata(以下、T)「よろしくお願いします」
康「昨年の地上軍フェスティバルと比べて、今年は芸能人兵士の出番が多かったですね。盛り上がりはいかがでしたか」
T「去年はもう少し素朴な、地元の人を中心に、うちらの町のお祭りとして楽しむような雰囲気でした」
康「今年はかなり違ったようですね」
T「アイドル出身の芸能人兵士がたくさんいたので、海外から彼らの公演目当てにいらした方が多かったようです。それだけ、熱く盛り上がったと思います。メイン会場だけでなく、他の展示物なども楽しんでいたようで、良かったですね」
康「昨年に引き続き、今年も東方神起のユンホが大活躍でしたね」
T「昨年は二等兵としての参加でした。少し慣れなくてぎこちない部分があったと思いますが、今年は初日より2日目、2日目より3日目……というように、ファンや周りの兵士の皆さんとフェスティバルそのものを楽しんでいたように見えました」
日々の成長を実感
康「9月には腕をケガしていることが明らかになりましたが、ユンホの動きそのものはいかがでしたか」
T「腕はすっかり良くなっているようでした」
康「ユンホのパフォーマンスを見て印象に残ったことは?」
T「開会式の後の公演で、『ミドヨ』と東方神起のデビュー曲『HUG』を歌ったのが印象的でした。また、同じ歌でも日々どんどん変わっていくのがわかり、この人は一体どこまで行くんだろう? と(笑)』
康「毎日成長しているような感じですか」
T「ええ。ユンホは自分だけでなく、一緒に演奏するバンドの方にもスポットが当たるようにしていました。周りの見えないところで頑張ってる人を大切にして、とにかくみんな1つになってステージを作っているという意識を常に持っていると感じます」
康「周囲がよく見えているんでしょうね」
T「鈴なりになって声援を送るファンに囲まれて、ユンホは幸せそうでしたね。とにかくファンが多かったです」
康「他に印象的だったのは?」
T「軍生活が199日、198日……残っていると、自らカウトダウンしていました。ファンと同じようにユンホもファンの元に戻れる日を指折り数えて過ごしているんだな、と思いました」
康「ユンホは入隊から1年2カ月が過ぎました。以前と違う彼の変化というものを感じましたか」
T「人としての基本的な姿勢は変わっていないと思います。いまは東方神起を離れて軍楽隊の一員として国民の義務を果たしているわけですが、今回はそこからも離れてのパフォーマンスを6日間見せてくれました」
康「まるでソロ活動のようですね」
T「彼は歌手としてのソロ活動をしたことがないと思うんですが、やるとしたらこんな感じなのか、と感じましたね。ソロ活動をした場合の片鱗のようなものが見えて、これからに期待する気持ちが湧きました」
かなり男性ファンを増やした
康「今年は上等兵でしたから、二等兵だった昨年と違って、ステージの企画・運営でも力を発揮したのでは?」
T「プロデュースの部分もかなり関わったそうなので、そういう才能もこれからどんどん発揮していってほしいと思いました」
康「そういう意味でも軍隊での経験はこれから生きてくるでしょうね」
T「今回の地上軍フェスティバルの最終日に、私の後ろで兵士の方がユンホの公演を見ていました。さかんに『かっこいい』と言っていましたよ」
康「男性のファンをかなり増やしたんじゃないですか」
T「かつてユンホは男性ファンを増やしたい、とテレビ番組で言っていました。そのとき、MCの人に『兵役に行けばいい』と言われて苦笑いしていましたが、現実的にたくさんの男性ファンを増やして芸能界に戻ることになるのではないでしょうか。そのことを今回の地上軍フェスティバルで実感しました」