先日、
●今私にできること・・・
と題して、
宮城県女川町の‘今’のほんの一部をお伝えいたしました。
今日もまた大雨、
また道が冠水しているのではないかな、
と、心配になりますが、、
大丈夫でしょうか。。
また、いつもお世話になっている方々が、
東北へ支援に向かわれております。
道中の無事を祈ります。
さて、被災地では、
今現在も、色々な支援がなされております。
今回私がお伺いした時は、
京都造形芸術大学の学生さんたちが、
町の皆さんを想い、
とても心温まる作品とメッセージをプレゼントされていました。
皆さん
「飾る場所がないのよね~・・・」
とおっしゃりながらも、
ご自分の好みの作品を選んで、
喜んで持ちかえられてました。
写真や、油絵、イラスト、陶器、などなど、
素敵な作品が勢ぞろい。
また学長さんでもある世界的日本画家 千住博氏の作品も飾られました。
そして、私は、、
学生さんたちの作品の横で、
ヘッドマッサージ&リフレクソロジーをさせていただきました。
一時、行列ができる位の人気だったんですよ!
1日目は、比較的男性、しかもリフレクソロジーが人気でしたが、
2日目は女性の方がほとんどで、
皆さまヘッドマッサージを選ばれました。
やはり、ストレスや仮設住宅での限られれたスペースで、
きちんと眠れない、、とおっしゃる方も多く、
さまざまな体の不調を訴えていらっしゃいました。
私も医学や整体などの知識はないので、
どうすることもできずもどかしさを感じましたが、
ほんの少しの時間でもマッサージでリラックスしていただけたかな、、、
と。。。
皆さん、普通に会話されているのですが、、、
内容は、
『うちの○○は流されて、まだ見つかっていないよ・・』
などがほとんどで、
中には、、
女性 『うちの主人がまだ見つかってなくて…』
お友達の男性 『カナダまで流されたんでないか?笑(方言風)』
女性 『・・・笑』
という会話も。。。
男性にマッサージ中だったんですが、
私もどう返してよいのやら…
とかなり戸惑う部分も多くありましたが、
なんていうんでしょうね、、
私がとても元気をもらった、
そんな気がします。
そして、私自身のことも、悩んでいることさえも、
すべてがとても小っぽけに感じられました。
被災地にいかれた方々からは、
『こっちが逆に元気をもらうよー』
とは聞いていましたが、
本当にそうでした。
子供達も、
丁度子供の日でイベントも開催しており、
元気に遊んでおりましたよ。
・・・が、、
子供達のことで、ちょっと気になることを、
町の職員さんがおっしゃってました。
『町の子供たちの学力・体力が落ちてるんです。。。』
震災の影響でかな?と思っていると、、
どうやら、某企業より、
携帯ゲーム機を、子供さんのいる全家庭に、
プレゼントされたそうです。
どうりで、、
やたらと、ゲームを手にする子供達が多いなーと思ってたんです。
テレビも見れない子供たちのために、、と
プレゼントされたことと思いますが、
支援の在り方を考えさせられるお話でした。
ちなみに、
『何かしたいけど、自分にできることが見つからない・・・
現地にはいけないし・・・』
と言う方に、
復興市場
というサイトを見つけました。
支援物資を被災地のお店から購入して被災者へ届ける、
支援物資のオンラインショップだそうです。
被災地経済が動きだすと、
被災地がより元気になりますよね。
釣りをしに来る観光客が多かったらしい女川町も、
じょじょにいろんなお店など再開されていっているようです。
また長くなりますので、
次回にお話ししますね。