2017年4/13
退院日です。
朝一番で眼科でN先生に診察してもらいました。左眼の検査や転移がないかの確認のための検査は地元病院でしてもらえることになり、成育には半年後に診察に来てくださいと言われました。
最後に先生にお礼を言いました。
本当に色々と私達のためにありがとうございました。眼の手術もきれいにして下さってありがとうございました。
他の患者さんはどうか分からないですが、がんセンターで診察してほしいとか抗がん剤やらないとかあんまり素直に言うことを聞かないし、感情的になってすぐ泣くし、面倒な親だったと思います。
でもN先生は面倒くさがらず、ちゃんと話を聞いて対応して下さりました。私の気持ち理解して下さり、涙ながらに励ましてくれることもありました。あたたかい先生です。本当に感謝しています。
おちゃまにも
ありがとうございました。と言ってと促すと
おちゃまはちゃんと先生に
ありがとうございました。また来るね~
と言いました。
ちゃんと言ってくれて少し驚きました。
おちゃまはだいたい言ってと促しても何も言ってくれないことが多いので。

入院してからおちゃまはたくさん成長した気がします。お話もたくさんするようになったし、義眼は最初から大人しくつけれたし、目薬も全然嫌がらずにちゃんとできました。こんなにお利口な時あるんだぁと普段見ないおちゃまを見れました。
また、いつもは保育園ばかりで時間もなくゆっくりお話できなかったですが、ここでは時間がたくさんあったのでおちゃまとじっくりお話することができました。おちゃまが色々と話してくれて楽しかったです。何とか3週間近い入院生活が送れたのはおちゃまがとても楽しそうに過ごしてくれたからです。私から見れば、はっきり言って狭い空間で楽しみも少ないフロアでしたが、そんな中でおちゃまは何かしら発見しては楽しんでいました。眼がなくなっても、何一つ不満も言わず。いつもと変わらず元気にしていてくれて助かりました。

診察後、会計を済まして退院しました。
やっと家に帰れる。普通の生活に戻れる。
嬉しかったです。