瑞雲山本光寺の紫陽花まつり | yuyuパンダのおでかけ日記

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移りゆく四季の風景や、花の名所を訪ねてでかけています。
気まぐれなブログですが、お付き合いくださいね☆

瑞雲山本光寺

愛知県幸田町

本光寺の正式名称は曹洞宗瑞雲山本光寺。
開基は三河十四松平の一つ、深溝松平の初代となる松平忠定公で、

開山は奇声英音大和尚、本尊は釈迦如来、脇侍は運慶の作といわれる延命安産の地蔵菩薩と千手観音菩薩、

別命身代り観音といわれ、深溝松平家の祈願所・菩提所として

大永3年(1523年)に建立され今日に至っています。

(幸田町観光協会より)

 

2023.6.17. 

山門に向かう参道の両脇や境内には合計約1万本の紫陽花が植えられていて、

「紫陽花まつり」が催される6月頃には多くの観光客で賑わうことから、

別名「三河のあじさい寺」として知られています。

 

 

 

 

 

境内の拝観は自由

早朝の静かな時間に山門をくぐりました。

 

 

 

 

 

 

今年は紫陽花の開花も1週間ほど早く

参道脇の紫陽花はすでに満開を迎えていました。

 

 

 

 

 

 

山門をくぐると右手に東廟所、左手に西廟所と肖影堂、正面本堂の軒下に松平忠利公が吉田城主の時、

厄災消除のため発願により中尾勝重に命じ、金銀銅をとりまぜ鋳造された梵鐘がつるされています。

 

江戸時代に建立された本堂は明治維新に取り壊され

現在の本堂は九州島原城主の宿泊所を本堂としたものです。

 

 

かつて本堂が建っていた場所は梅林に生まれ変わり

早春の椿からはじまり、梅、桜、花桃、紫陽花の名所となりました。

 

 

 

 

 

 

苔の絨毯が敷き詰められた庭園には

色々な種類の紫陽花が咲き誇っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうどおくりさん(住職の奥様)が紫陽花のお手入れをされていて

色々なお話をお聞きすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

本光寺庭園の美しさは

この苔に秘密があるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

周りを崖に囲まれた本光寺は

大雨が降るたびに土砂崩れの危険にさらされていて、

平成20年8月豪雨で7代目忠雄公の墓石が傾いたことから調査修復を行った際、

小判、太刀、ガラス製のグラスなど、の副葬品が出土されました。

現在も引き続き発掘調査が行われているようです。

 

西廟所の一角に置かれた、石碑を甲羅に乗せた亀の石像。(↑写真下真ん中)

この願掛け亀の首のところには窪みがあり、ここに柵の外から賽銭を投げ入れ、

うまく賽銭が入ると願い事がかなうといわれています。

 

 

歴史が好きな人にはとても魅力的な瑞雲山本光寺

私はうまくご紹介できませんでしたが

四季折々の景観を楽しませてくれるこのお寺に

また訪れたくなりました。

 

 

今回は「三河の紫陽花の名所」を訪ねて

このあと「片原温泉あじさいの里」に向かいます車DASH!

 

 

 

 

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