建仁寺
京都市東山区
京都最古の禅寺であり、臨済宗建仁寺派の大本山。
宋で禅を学んだ栄西が、建仁2年(1202)、中国の百丈山を模して建立しました。
勅使門を正面に、三門、法堂、方丈が一直線に並び、禅修行のひとつである浴室も現存しています。
方丈は慶長4年(1599)、安芸の安国寺から移築した優美なこけら葺きの建物で本尊は法堂の釈迦如来です。
大雄苑という枯山水の庭が美しく、海北友松の襖絵も所有、法堂の天井に描かれた「双龍図」も見どころです。
(そうだ京都、行こう。より)
Googlemapでは徒歩34分となっていましたが
私の足では時間通りには着くことができません
途中のカフェはどこも混んでいて休憩することができないまま、開門1時間前に到着、
同じ目的で東京、神奈川から来た方と3人で
建仁寺攻略法を練っていました
時間外貸切特別拝観はスマートEXから事前予約が必要で
17:30開門と同時に大書院に向かい、潮音庭のライトアップを撮影です
庭園の先にある小書院に人が入らないことが狙いです
建仁寺の紅葉は京都の中でもっとも遅く
まだ紅葉が始まったばかりでした
大書院から見えていた襖絵は染色作家・鳥羽美花さんによる型染め作品「舟出」
作品の舞台は、ベトナムの川、舟が進むことで 、
静止した水面に“さざなみ ” ができる様子を青色で表しています。
渡り廊下から見る庭園は築山に石を配した苔の庭園
風神雷神図屏風
実物は京都国立博物館に寄託されていますが、
ビデオルームの隣の部屋には陶板複製が置かれていました。
龍の天井画
龍は、仏法を守護する存在として禅宗寺院の法堂の天井にしばしば描かれてきました。
また、「水を司る神」ともいわれ、僧に仏法の雨を降らせると共に、建物を火災から守るという意味がこめられています。
建仁寺では、創建以来初めての天井画になります。
この双龍図が描かれたのは、2002年。
建仁寺創建800年を記念した、小泉淳作さんの渾身の力作です。
薄暗い法堂の天井にぐるぐるとぐろを巻くように現れた双龍
まるで生きているようで怖かったけど
火災から守ってくれてる神と知って
手を合わせたくなりました
ひかりの京都
希望の灯り”で京都の街と人々を照らしたいという思いからはじめた「ひかりの京都」。
今年は第2回を迎え、建仁寺でもイベントが行われていました。
京都には、竹の名産地として知られる長岡京市をはじめ、複数の竹林が存在します。
そんな地元京都の里山から切り出された竹等を活用し、
秋の夜を彩る竹灯籠や竹モニュメントを制作いたしました。
(そうだ京都行こうより)
勅使門の周りには竹で作られた竹灯篭が
優しいひかりを灯していました
こちらは拝観料なしで見られるため
夕食のあとちょっと散歩がてら立ち寄ることも可能です
京都花灯路には来たことがありますが
このキャンペーンもこれから毎年、秋の風物詩となるといいですね
京都に来ると夜更かししたくなる秋の夜長
次は梅小路公園へライトアップのハシゴをしました
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