今朝、日経新聞を読んでいたら、素晴らしい研究報告が・・


心不全、超音波で診断──阪大、心臓の硬さから判別

2009/03/16配信
 大阪大学の金子真教授と山本一博特任教授らの研究チームは、超音波(エコー)で心臓の硬さを調べて心不全かどうかを見分ける手法を開発した。心臓が元気に動いているようでも拡張する機能が低下しているタイプの心不全の診断に役立つという。

 医工連携による成果で、新しい医療機器を導入する必要もなく、早期の普及を目指している。

 心臓はポンプのように収縮と拡張を繰り返し血液を体全身に送り出す。心臓の働きが不十分だと起こる心不全は、収縮機能の低下が主な原因と考えられてきたが、血液を心臓に取り込む拡張機能が落ちて発症する患者も少なくない。この拡張不全は心不全患者の約4割を占め、高齢者に多い。日常生活で息切れするなどの症状が特徴的だが、運動不足や肥満による症状と区別が難しく診断がつきにくいケースもある。

 研究チームは、心臓の壁の外側が健常者の場合はあまり動かないが、患者だと大きく動くのに注目した。



→もしこの診断方法が確立されれば、ご年配の方々にも、より安全で効果的な
 運動指導ができるようになると思います。

医学の進歩は素晴らしいですね。