子どものためにがんばる素敵なママへ
勇気づけの子育てのわだです。
今日のテーマは
「問題行動ばかり起こす子への対応」
あなたは、子どもに
「おりこうにして!何度言ったら分かるの!?」
そう一生懸命伝えているのに
何度も同じことを繰り返す…
もういい加減にして!!!!
怒り狂ってしまう時、ありませんか?
わかります。
わたしもそうでした…
(いや、そうなる日もある)
そんな時、
特別支援教育というものを知り、
(特別支援の基本が勇気づけ)
問題行動に対する
「発想の転換」ができるようになりました。
発想を転換することで
悩んでいた気持ちが軽くなり
それと同時に、
子どもが自信をなくさず、
自信を持ってぐんぐん成長していく!
という体験をすることができました。
今日はその辺りのことを
皆さんにご紹介したいな♪と思います
では、まず
「発想の転換」の転換とは?
それは、
なんで、できないの!!!
という考え方から
この方法では理解しにくいのか…
別の手立てを考えよう!
という考え方に変えることです。
その子の個性を理解して
その子にあった方法はなんだろう?
と探していく
すると、深く悩むことが少なくなりました。
AがダメだったからBをしてみよう!
あれ?Bもダメか…よし次はCで行こう!
というように
シンプルに
子どもの問題行動に
向き合えるようになりました。
自分の体験からもお話しますと、
20代の教員だった頃。
感情のコントロールが苦手な
男の子と出会いました。
その子はすぐカッとなってしまうタイプで
むしゃくしゃしていると
何もしていない
通りすがりの子に殴りかかったり、
ものさしなどを折ってしまったり
してしまう子でした。
当時は、
なんでこんなことをするの!
人を殴ることは、犯罪!
友だちを次になぐったら
警察に連れていきます!
(自転車を出してきて、乗せようとした。笑)
とか、
誰のお金で買ったもの!?
物を大事にしないなんて、あなたのお母さんが悲しむよ!
など、きびしく叱責をしていました。
もちろん
同時のわたしはその方法しか知らなかったし
その子に、いじわるをしたいわけではなく
大きくなったときに
この子が困らないように!という
全力の愛からの声かけでした。
でも、叱責をすればするほど
その子は、イライラしたり
余計に悪さをするようになり、
クラスの仲間からも
「あいつはダメなやつだ」
そんなレッテルを張られるようになり
疎外感を感じるからなのか
余計にイライラして
人をいじめるようになりました。
どうすればいいのだろう…?
行き詰り出した、そんな頃からでしょうか?
「特別支援教育」という考え方に出会いました。
なんでできないの!という考えから
この方法では理解できないのか!
別の手立てを考えよう♪
ここまではできたから
次はここまでできるように手立てをしよう♪
そんな風に
まず、その子の特性を理解し、
その子にあった支援をトライ&エラーする
そいう視点を持つようになりました。
「一緒にできる方法を考えていこうね」と
人を殴るのではなく
言葉で伝える方法を一緒に考えたり
仲良く遊べているときに声をかけたり
専門機関の先生に相談したり
なんで?ではなく、どうすれば?で
トライandエラーで彼と向き合いました。
すると、ある日
「先生!僕な。
手を出そうと思った時に止められたで!」と
笑顔で走ってきてくれた日のことを
覚えています。
もちろん時間はかかるし
時に、心が折れそうな日もあります。
でも、彼らの未来は希望に溢れているんだなって。
この子はダメな子!って
決めつけてしまう前に
この子は何が分からなくて
困っているのだろう?
そういう視点から
子どもたちを見ることができる
先生でありたいです。
「何に困っているの?」
「どうなったら、嬉しいの?」
「一緒に、少しできる方法を考えようか」
わたしがよく使う言葉です。
聞いて!!!
わたしに勇気づけ教えてくださった先生が
気づいたんだけど…
今日の朝ドラの「虎に翼」の
トラちゃんの弟が持っていた本が
アドラー著の「問題児の心理」だった