こんばんは。わだです。

今日も一日、おつかれさまです!

 

もと小学校教員、2児の母

滋賀県甲賀市を中心に
アドラー心理学・勇気づけ子育て講師
として活動しています。

 

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今日も、

ほめるの副作用について

教員時代のエピソードも含めながら

紹介したいと思います。

 

 

<ほめるの副作用>

「ご褒美」がないと、がんばれない!

 

 

結果を重視し

「1位だったら、

好きなゲーム買ってあげる!」など

 

 

子どもに結果を出させるために

「ご褒美」

あたえすぎてしまうと

 

 

ご褒美欲しさのためがんばる!!

と、なってしまうことがあります。

 

 

たまには、

OKだけれども

それがいつもだと

 

 

子どもの中に

一生涯の「やる気」は、育ちにくいと、思います。

 

 

 

 

 

 

例えば、

毎年、今のシーズンに

マラソン大会があります。

 

 

得意な子も

苦手な子も

最後まで顔を真っ赤にして

走る姿をみると

涙があふれてきます。

 

 

ですが、

マラソン大会が終わったとき

子どもたちから

よく聞く言葉があるんです。

 

 

 

児童

「最悪や!8位やったし!むかっ

 

 

先生

「え?一生懸命がんばってたやん!」

 

 

児童

「だって、5位以内に入ったら

ゲーム買ってもらえたんやで!」

 

 

 

………。

 

 

 

そこからは、ずっと機嫌が悪く

一日ぐちぐち言う子がいます。

 

 

 

「一生懸命走ったことが、素敵なんだよ!」

「苦手なことに挑戦したことが、

がんばったんだよ!」

 

 

と、担任が言っても

残念ながら

子どもたちに

響きにくいのが現状です。

 

 

もちろん

お家の方の中には

ご褒美(ゲーム)を用意すると

 

 

子どもが嫌いな持久走を

頑張るんだから

いいじゃないですか!!

と、おっしゃる方がいると思います。

 

 

お気持ち分かりますパー

イヤだー。

行きたくないー。

と言っている姿を見るより

 

 

オッシャー!

買ってもらえるなら、

がんばるわ!と

 

 

子どもに

やる気がある方が

親にとっては

嬉しい気持ちになることも分かります!

 

 

けれども、

褒美は

即効性がある

”一瞬だけ”のやる気

で終わってしまうから、、ぐすん

 

 

 

褒美のやる気ばかりだと

”一生涯”のやる気

は育ちにくいなあ

と思うのです。

 

 

 

・自分から進んでやるぞ!!

・できるようになる!自分を信じる!

・感謝が生まれる!…など

 

 

 

いつか

巣立つ大切なわが子にとって

生きていくための力

を育てるのは

どちらなのかな?と

ちょっぴり目を向けてくだされば

幸いです。

 

 

 

・苦手だったのに挑戦したんだね。

・がんばっている、見ていたよ。

・元気に走る姿に感動した!

・ゴールできるって信じてたよ!

・初めの頃より、タイム伸びたんだね。

 

 

わたしは

「過程」や「姿勢」に

目を向けた言葉がけが

心がほっとするんじゃないかな~

と感じています。

 

 

 

・どうせムリ

・どうでもいいし

・やっても無駄やし

・がんばりすぎてしまう

 

 

そんな子どもたちが

生きるって楽しい!!と

言える社会へ

 

 

勇気づけの子育てを通して

できることを

していけたらなあと

思っております。

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