もうすぐ春ですね!
と、言うことで約束通り
りんご酵母起こしの記事をアップします!
とても簡単です。
めんどくさいことは、使う道具を
煮沸消毒することだけです。
あとは、基本放っておけば良いのです^ ^
まず、ヤカンでお湯を一度沸かして
冷ましておきます。
次に密封できる瓶を煮沸消毒。
キッチンペーパーを敷き
グラス立てのようなものに消毒した瓶をうつ伏せにして
適当に乾かしましょう。
完全に乾かなくても
多少曇ってるくらいで大丈夫です。
軽く洗って水分を拭き取った
皮付きりんご一個を芯付きのまま
薄めにくし切りして
瓶に入れます。
※食べたりんごの皮でも
その場合は2個分くらいがよいと思います。
※ここで砂糖をひとつまみ入れても糖分が発酵を助けるそうです(私は入れたことありません)
沸騰させ冷ましておいたぬるま湯を
りんごがかぶるくらいに注ぐ。
※ぬるま湯は35度くらいが好ましい。
冷た過ぎなければ35度より低くても
40度以上だと酵素が死んでしまうので気をつけて!!
瓶に蓋をして室温で放置!!
※写真は瓶が大きく、隙間がいっぱいありますが
放置してる時、なるべくりんごが空気に触れないようにしてください。
(案の定、左の瓶のものは失敗しました)
ぬるま湯を瓶いっぱいいっぱいに入れると
元気に発酵した時に蓋が弾けることがあるので少し余裕をとりましょう。
右側の瓶よりもぬるま湯多い方がよいです。
一日一回は蓋を開け、空気に触れさせ、
蓋をしたら少し振って混ぜる。
暖かければ翌日くらいから
寒ければ2~3日くらいで
だんだん発酵して、プクプク泡が立ってきます。
蓋を開けるとシュワシュワーっと音がして吹き出して来ます。
香りもりんご+ほんのりアルコール臭がしてきます(すっぱい匂いがしたら残念だけど失敗…)
暖かい季節なら3日くらい。
冬場は4~7日くらいかな?
蓋を開けた時にブクブクと泡が出てくるようになったら酵母液のできあがり!
別の煮沸消毒した瓶に
煮沸消毒した茶漉しで濾して移し替える。
この酵母液はそのまま飲んでも体に良いそうです。特に便秘の方にオススメします。
濾した酵母液は蓋をして冷蔵庫で保存します。一ヶ月くらい大丈夫みたいだけど
匂いを嗅ぎながらチェックしましょう!
良い香りがしていれば大丈夫です。
さてさて、次は
パンを作るための元種作りです!
こちらも使う道具は毎回全部煮沸消毒です!
がんばれ!!ヤケドしないでね。
私はしたけど(^^;;
瓶に酵母液50gと強力粉50g(一級粉を使っています)を入れ
スプーンか菜箸で混ぜる。だいたい混ざっていれば大丈夫!丁寧にやる必要はありません。
瓶にラップをかけ、輪ゴムでとめ
ラップに空気穴をようじなどで5.6個開けておく。
室温で6時間放置!
6時間経たなくても、2倍に膨らんでいたら蓋をして冷蔵庫で休ませる。
逆に膨らまなくても6時間経ったら蓋をして冷蔵庫で休ませる。
翌日、酵母液50gと強力粉50gを加え
消毒したスプーンなどで混ぜる。
※初日にあまり膨らまなかった場合、ここで砂糖をひとつまみ入れると良いみたい。
初日と同じく穴あけラップで蓋をして、室温で6時間放置!
6時間経ったら蓋をして冷蔵庫で休ませる。
3日目!
酵母液50gと強力粉50gを加え
消毒したスプーンなどで混ぜる。
穴あけラップで蓋をして室温で6時間放置!
輪ゴムの場所が放置開始の印。
5時間弱で2倍以上に膨らみました!!
(冬場は6時間をはるかにこえても全く問題なしでした)
ここまでで、元種は完成しているので
パン作りに使えます!
パンの場合は小麦粉に対して元種40%から50%が適量です。
できあがった元種は冷蔵庫で保存。3日間くらいは元気です。4日以降は弱まってくるのでホットケーキやピザ生地向き。
でも、ずっとずっと酵母液と強力粉を同量で混ぜ
放置して…を繰り返し(継ぎ足し)ていると
ずっと元気な元種を生かしておくことができるそうで
5年間継ぎ足して使っている人もいました!!
そしたら逆算しなくても、作りたい時にいつでもパンが作れますね!
次は元種を使ったパンの作り方をアップしますね!