人間が行動を起こす時、そこには必ず理由があります。
例えば
・お金に不自由無く生きたい。
だから仕事や投資の勉強をする。
・ダイエットしたい。
だから食事や運動習慣の見直しを行う。
等が挙げられます。
自分の意思で起こす行動以外の、本能や情動も理由に基づいて行動しています。
例えば
・体を動かすエネルギーが足りなくなる。
だから食事をする。
・子孫を残さないといけない。
だから異性と付き合いたい。
本能や情動は大脳の古い部分が関与しており、特に原始時代のような過酷な状況で生き残るには必須でした。
僕達は普段意識して感じることはありませんが、遺伝子に刻まれた情報によって無意識に反応してしまうのです。
このように行動と理由は、切っても切れない関係です。
理由が行動を引き起こす力だと言っても、言い過ぎではないのです。
しかし大抵の場合は、理由を意識することなく、何となくで行動しがちです。
何となくで行動すると、同じような結果しか導けません。
なぜなら似たような理由や動機で、同様の行動を繰り返してしまうことが多いからです。
もし理由を解明出来れば、自分の思考、性格、目標等の傾向が見えてきます。
特に感情が動いた時、その理由の理解は重要になります。
感情が動くということは、自身の本質に響いたことを意味するからです。
つまり感情が動いた理由の解明は、自己理解に強く繋がるといえるのです。
自分に対する理解が深まることで行動が変わると、自ずと結果も違うものになります。
例えばかつて僕は上司から、業務外だが誰かがやらねばならない、雑用を依頼された時がありました。
第一の感想は「面倒くさいし、嫌だなあ」でした。
では何故そう思うのか掘り下げると、より具体的な理由が浮かんできました。
・仕事の時間外にやらないといけない。
・自分の目標のために使える時間が減ってしまう。
つまりこの場合は、自分の時間を削られるのが嫌だったわけです。
理由の解明が出来れば、自身に掛かっているブレーキを外せます。
上の例で言えば
・率直に断る。
・通勤の時間を使う。
・直ぐに解決しない問題なら、他の人の協力を仰ぐ。
等が考えられました。
結果的に僕は、他者に協力してもらう方法を選びました。
その甲斐あって早急に終わらせることができ、自分の時間の喪失を最小限に抑えられました。
さらに言うと協力して取り組むことで、人間関係も深めることもできました。
理由を深く考えていなければ、頼まれた時嫌々ながらも引き受けて、一人で進めていたかもしれません。
そうしたら時間も失うだろうし、人間関係も深まらなかったでしょう。
理由を明らかにすることで、行動と結果も変わったのです。
感情の理由を解明することは、自分自身と向き合うことに他なりません。
夢や目標に向かうためには、必要な作業になります。
その過程で得られたプラスな感情はそのまま活かすことで、マイナスな感情は反骨精神とすることで成長に繋がります。
まずは自分の感情が動いた時に、何故なのか深堀りしていきましょう!