
秋の公園といえば、ドングリ拾いの楽しみがあります。ゆうゆうの近くの谷戸矢部池公園でも沢山のドングリの木が植えられていますので、これから秋が深まるにつれて、お散歩する足元にドングリが目に止まると思います。
子ども達は宝物を見つけた時のようにうれしそうにドングリ拾いに夢中になるでしょう。500mlペットボトルが一杯になるくらい集められるかもしれません。
集めたドングリは早速お砂場でも大活躍。お砂のケーキにデコレーションされて、見ためも可愛らしいドングリケーキ!なんてことも。
シュタイナー教育では、子ども達には<自然素材>の何気ないおもちゃがとても大切なのだそうです。木の実や木片、貝殻、石、布、フェルトなどです。ですから、公園で集めたドングリも素晴らしいおもちゃとなるので、いつもそばにおいて遊んでほしい・・・
と言いたい所ですが、ここからが本題です!「公園で拾ったドングリに虫がわいちゃって、全部捨てちゃったわ~(泣)」というお母さん達の声をよく耳にしませんか?そうなんです。春先ごろでしょうか、新しい命がそこから誕生するのです。
そういう私もこのような事態を発見して、大騒ぎで処分するに至った経緯があります。
ともすれば子どもにはプラスチック素材のおもちゃばかりを与えがちですから、この貴重な自然素材のおもちゃをいつも子どもに触れさせてあげたい、何とかならないかとずっと悩んでいました。
そして先日、ついにシュタイナー教育の育児書から解決策を得ることができました。木の実は虫がでないように一度煮沸するか冷凍するのだそうです。お鍋でぐつぐつ煮るのが無理なら、まとめてビニル袋に入れてポンと冷凍庫へ。翌日にでも取り出して自然解凍すればいいのでしょうね。
お母さん方、早速今年の秋から試してみませんか?そして家の中でも自然を感じさせるおもちゃで子どもの感性を豊かなものにしてあげてください。
