二年越しで待っていた!
ポン・ジュノ監督 映画『ミッキー17』
しかし、油断していたら、あっという間にイオンシネマでは上映が終わってしまい、イオンオーナーズカード優待の1000円で観れなくなってガーン
(このままではすぐにどの映画館でもかからなくなりそうだ)と、あわてて他の映画館へ観に行きました
イオンシネマは、映画『本心』もそうでしたが、家族連れにうけなそうな映画はすぐに終わってしまいがち
映画『教皇選挙』も、観に行きたいのにイオンシネマではやっていないのが残念です
私は原作(↑)が結構好きだったので、
(なるほど、こう料理して、こう映画にしたのね)と思いながら、面白く観ました
原作小説と、結構?かなり?違う部分あり
ただ、映画だけ観た人には、評価わかれそう
なんというか、シリアスとして観ていいのか、ギャクを狙ったエンタメとして観ていいのか、悩んでしまわないか、という感じでした
映画のチラシがエンタメ狙い的な宣伝マーケティングだったので、余計
イオンシネマですぐに終わってしまったのは、わかるかも
・自分の備忘録に、よく映画の内容をあらわしていると私が感じたpostを貼らせていただきました(手抜きでスミマセン)
貧困から危険なビジネスに手を出し追い詰められる冒頭から、貧困な若者が犯罪に手を染める現実そのもの。そこで宇宙に逃げる際に手違いから何度も生まれ変わる実験体に。倫理を無視した科学技術、命を軽視した経済などとにかく風刺満載。しかも経営者はまるでトランプとイーロンを足したような権力者。
— ちひろBLUES (@Chihiro_BLUES) April 29, 2025
宇宙船のごつい外観や汚れた船内、内部の生々しい人間ドラマなど、「エイリアン」を彷彿とさせる部分が多いが、凶悪に見えた宇宙人が実は…?な展開はアメリカ映画へのアンチテーゼかもしれない。完全に人間の方が侵略者という現実が突きつけられる。勝手に宇宙人を怖がる人間たちはとにかく滑稽だ。
— ちひろBLUES (@Chihiro_BLUES) April 29, 2025
死にかけて宇宙人に出会った主人公は思慮深い性格になり、もう一人の自分も乱暴な性格かと思いきや次第に主人公に影響されて変わっていくのも印象的だ。もう一人の自分も宇宙人も決して敵ではない。ブラックSFバイオレンスアクションな展開が続くが、最後が妙に道徳的な結末で謎の清々しさがあった。
— ちひろBLUES (@Chihiro_BLUES) April 29, 2025
・原作にはないナウシカ味が映画にはあり
『ミッキー17』最終日に滑り込み。ハリウッドなのに独特の作風とテンポ。SF作品なのに今の世界を風刺してると感じた。クリーパーがナウシカの王蟲に見えて仕方なかった。共生社会を作っていくと言う、お互いがお互いを理解する。そんな皮肉を込めた作品に感じた。独特な作風で私は退屈じゃなかった。
— yaseino1023 (@yasuseino1023) April 24, 2025
・主演のロバート・パティンソンさんは、ハリポタの炎のゴブレットのセドリック・ディゴリー役だったとは!
ロバート・パティンソン、今後の出演作が凄すぎる
— SYO (@SyoCinema) April 9, 2025
ミッキー17…半地下の家族のポン・ジュノ新作
The Odyssey…オッペンハイマーのノーラン新作
Die, My Love…ビューティフルデイのリン・ラムジー新作
The Drama…ドリームシナリオのクリストファー・ボルグリ新作
THE BATMAN2
そしてDUNE 3?? pic.twitter.com/Xi5msJr0hl
原作小説は、続編の翻訳が出たので、読むのが楽しみです
・『ミッキー7』
の続編
それにしても、「映画館で映画を観る」(&しかも千円で観れる)は、本当に贅沢な時間だと思います
(子どもが小さい時に、子どもの横に座って映画ドラえもんを見ながら、私は上の空で暗闇の中、仕事で作る資料の構想を必死で小さなメモ帳にメモしていた時のことを思い出すと、あの頃の私は映画館で何やっていたのだろうか‥)
こんな古い記事が目に止まりました
映画館に行くということは、スクリーンの大きさや音響システムの完成度よりも、マルチタスクをしないという決断が重要なのです。
全神経を集中させるという契約を芸術作品と結んでいるのです。
今、ひとり、映画館に座る時間は、スマホを触らずにひとつのことに集中する訓練をしている時間でもあると思いました。