西オーストラリア・パースから日帰りできる二大奇岩は、北方向へドライブする「荒野の墓標」ピナクルズThe Pinnaclesと、

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東南東へのドライブとなるウェーブロックWave Rock。

 

 

 

 

 

場所はこちらの(6)と(18)

パースインフォメーションマップ(無料)」より

 

 

地図ではパース近郊に見えますが、これが車でしか行くことができず、最短ルートでも片道各3時間と4時間かかるというオーストラリアの広さびっくり

 

そこでパース滞在中に、日帰りバスツアーを利用して、次男と二人行ってきました。

 

ピナクルスへ行く「ピナクルズ4WDツアー(ADAMS Pinnacle Tours)」は、アトラクション盛り沢山の、おそらくパースの代表的な"ザ・観光ツアー"で、小学生のお子様からきっと楽しめます。

今回はこのツアー・レポートです。

 

【ピナクルズ4WDツアー(英語ガイド・昼食付き)】

催行会社:ADAMS Pinnacle Tours

集合時間:午前07:20

 

スケジュール:

パース発

カバシャム・ワイルドライフパーク見学

ロブスターシャック見学&ランチ

ピナクルズ見学

ランセリン砂丘(4WD体験&砂すべり)

パース到着

 

ツアー料金:

大人 13,440(AU$172.80)

子供(4歳〜12歳)8,120(AU$104.40)

※2019/8当時、ツアーセール中価格

ロブスターランチアップグレード付(アップグレード無しの場合のランチはフィッシュ&チップス)

 
 
朝7:20集合で12時間のバスツアー、

各国の観光客で40名弱の団体バス御一行でした。

 

では、いざ出発ビックリマーク

 

 

・まずはカバシャム・ワイルドライフパークCaversham Wildlife Parkへ

 

動物園のパンフレット

 

HP: https://www.cavershamwildlife.com.au/

 

 

 

ワインの産地スワンバレーに位置する、ウォンバット、コアラ、カンガルーといったオーストラリアならではの動物と触れ合える動物園

 

※コアラやウォンバットを抱っこしているのは係員の方で、そっと撫でさせてもらったり、一緒に写真を撮ることができる

※この動物園で、コアラを自分で抱っこすることはできません

 

広々とした敷地、半日は優(ゆう)に過ごせそうな素敵な動物園ですが、ツアーの悲しさ、動物園のガイドさんと10名位のグループとなり、50分でテキパキまわる。

 

デズニーのキャラクターと写真を撮るスポットのように、アイドル動物達が写真スポットで待っていてくれます ^^;

 

 

まずは係りの人に抱かれたウォンバットと撮影。

彼女(名前はASHA)の足を撫でるように言われ、そっと触らせてもらう。

 

 

「まだママのポーチの中にいる時にママが車にはねられてしまい、私は助かって動物園の人(wombat heros!)に献身的にお世話してもらったの」

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次は世界のアイドル コアラとの写真撮影

(手の消毒をして)手の甲で背中を撫でるようにと

 

 

こちらの抱っこコアラはヤングボーイだそう

大人コアラは皆寝ています

 

 

 

 

 

最後はカンガルーの餌付け

小さめのカンガルー達にワァッとなつかれ気を良くし、一生懸命餌をあげる次男

仲間と思われたのか、私よりもずっと🦘達が寄ってくる

 

 

白いカンガルーも多く、係の人に聞いたらアルビノだ、と。

 

お母さんのお腹の袋から顔を出している子も

 

 

 

カンガルーって、砂まみれで寝転んでいて、ちょっと汚れていて…という印象を持っていたのですが、

こちらのカンガルーは、みなさん小綺麗で、子カンガルーがとても可愛らしい!

 

「抱っこしたい!小さな子カンガルー抱っこしていい?」と係員さんに聞いて、全力で止められていたツアーのお客さんも爆笑

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お土産ショップで素敵なカンガルーコアラキーホルダーを購入し、

 

 
 

また来たいね、と名残惜しく後にしました。

 

 

 

・その後は続くバスの旅

都会パースを一歩出ると何もなく、
 
道路わき、風車が回っている風景延々
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パースが陸の孤島と言われる所以もよくわかりました。
 
ちなみに…『地歴高等地図』より
オーストラリアの人口密度

 
オーストラリアの開拓の歴史

 
 
 
 
 
 
バスツアーの運転手さんは、
運転手と英語ガイドを兼ねる方らしく
道中何時間もの運転中に、ずっと喋っていて
(オーストラリアの歴史から動物から)
そのしゃべりっぷりに感心してしまいました。

 

ガイドさんの英語の説明は全部わからなくても
英語学習へのモティベーションUpにアップ
次男と二人、とってもよかったと思います。

 

 

・ロブスターシャック見学&ランチ

 

13:30もまわる頃、海沿いのロブスターシャックに到着、施設見学とロブスターランチ

 

 

ロブスターシャックでは🦞

ビデオや施設見学というアトラクション付き

 

驚いたのは、各自トランシーバを渡されて、マルチリンガル(多国語対応)での解説機まであり、

 

インド洋のロブスター漁はファミリーで始め、苦労を重ねた後成功

今はオーストラリア海産売上の1/5を占める一大事業であり

あしが3本以上欠けるとイキのいいまま世界へ出荷出来ず

茹でロブスターやサシミになる、

など妙に詳しくなる。

 

 

ツアーのロブスターランチ

ランチのアップグレード要ですが、ここではフィッシュ&チップスよりもロブスターランチがオススメと思います。

 

 

食後、南半球のインド洋を目の前に、遠くを眺める

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・15:30も過ぎた頃、やっと「荒野の墓標」ピナクルズThe Pinnacles到着

 

『砂漠の中に化石ともいえる人の背丈を越える奇岩が林立する風景を「荒野の墓標」と呼ぶ』

 

印象に残る、「強い黄色」の世界のイメージ

 

 

 

 

 

 

 

「のぼってはいけません」

 

 

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「大昔に海辺だったこのあたりに石灰岩質の層ができ、そこに深く根を張った原生林が枯れた後、大地が徐々に風化されていき、根の間に残った石灰岩層がまるで塔のように残ったためにできたが、今も風化し続けている」

 

 

 

SF映画の世界を楽しみにしていたのですが

私の事前の期待が大きすぎたこともあり

「荒野の墓標」の情緒を感じるには、

観光客が多すぎて…(←私もですが滝汗

 

夕暮れ時や、一人で佇んだならば、異世界に来たような気持ちがしたことでしょう。

 

 

・最期にランセリンLancelin砂丘
ここは凄かった!あたり一面が真っ白で、まるで砂漠のよう、どこまでも白い砂が続いています。

 

 

ボードで砂滑りという無体なアトラクションをした後(かなり砂まみれになるけれど、結構楽しい)

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4WDの車で砂丘を上に下に走り回るというさらに無体なアトラクション。
車体が傾いて皆ワーッキャーと叫び、ジェットコースターに乗っているようでした。

 

 

砂丘の夕日

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砂丘を堪能した後、バスは一路帰路に。
 
次男は動物園が一番楽しかった、ウォンバットコアラもカンガルーもフワフワで気持ちよかった、寄ってきたカンガルーがかわいかった、
 
ガイドさんの英語はもちろん分からず
「これから英語やらないとね」と言っていましたグッド!(おぼえてる?)
 
きっとこちらはパース発の代表的な一日観光ツアーですね。
オーストラリアの広さも体感し、アトラクション含め内容盛り沢山、楽しめました。
 
 
 
 

書きながらバーチャルトリップに現実逃避してしまいました。
これがわずか一年前だったとはえーん
今は豪州への入国禁止()
 
パースの現在の状況は、
州外から西オーストラリアへの旅行は引き続き禁止
ただし、州内の旅行を許可へ、

観光施設では、動物園、遊園地、美術館、博物館などの営業を許可

「世界一幸せな動物」クオッカがいるロットネスト島の入島を再開

と、緩和は進んでいるそうです(こちらを参照しました)
 
今のツアー会社の状況も検索してみたところ厳しそう()
大打撃でしょうが…継続してほしいです。
 
そして私もいつかまた、大好きになった広大なオーストラリアに行きたい、カバシャム・ワイルドライフパークの動物達も元気でいて欲しいと思い、自分の楽しみもかねて里親プログラムに一口のりました

 

 

モモイロインコがきれいで「オーストラリアで見たこのインコは、"ハローハロー"言って、超絶騒いでいたねー 外国だと鳥の性格も外人風で驚いた」とオカシイこと言う次男と、Alfくんに一票クレジットカードで寄付

早速お礼のe-mailが送られてきて、写真の白くcutした部分に、"Thank you for fostering me XXX(私の名前)"と入れてくれています。

Galah(モモイロインコ)というのは、アポリジニの語源から、とwikipediaで知りました。

 
 
 
東京は、文月 7月に入って感染者数が増え心配。
今週末に東京へ行く用事があったのですが…取り止めにしました。
 
鹿児島や熊本では大雨特別警報が発令され、被害が甚大にならないよう祈るばかりです。
 
 
 
追記:
ロットネスト島でしか会えない野生のクオッカ
なんと埼玉県こども自然動物公園で会えるそうですね!
久しぶりに動物園に行きたいと思いました。
 
 
 
ロットネスト島のクオッカの写真
ちょっとピーターラビットみたいと思いました。