今日のお昼、私とまーちゃんは撮りためた写真をアルバムに貼ってまとめていました。

 スマホにいつでも見られるようにデータとして入っている写真もよいけれど、私はいまだにお気に入りの写真は現像してそのときの思い出のコメントをいれながらアルバムに貼っていく作業が好きです。

 まーちゃんは途中であきてしまい、昔のアルバムを見始め、そこで私たち夫婦の結婚式の写真を発見

 「わぁ、ママ綺麗!でもママのカラードレスは黄色なんだね、まーちゃんの結婚式では絶対ピンクのドレスをきるわよおねがい

 なんだかそこで私はこの会話に思いがけずショックを受けてしまいましたショボーン

 娘は1型糖尿病になって、幼稚園や近所で嫌な思いをしたことはほとんどありません。努力次第では職業だって選べるはず。まーちゃんの性格なら友達にも恵まれるだろう。

でも、結婚はどうなんだろう。治らない病気をかかえながらの生活、そして子供を望んだりしたときに一緒に向き合えるパートナーと出会えるのか私は本当は心の中で信じていなかったのかもしれません。

私は2年過ぎてまーちゃんの病気を割り切れてない部分がまだあったんだと気づいてしまったんです。

その夜、動揺をかくせないまま夫に昼間あったことを話しました。

すると

夫はきっぱり
「まーの病気のことを受け入れられない男性は、そもそもまーとはあわないよ。まーちゃんはちゃんと自分とピッタリの相手をみつけてくるから大丈夫!」

ガーベラ
 「どこからその自信がくるの?」

夫「だって、ガーベラが僕にたいしてそうだったじゃん。」

 実は夫には生まれつきの先天性の疾患があります。見た目は健康男性に見えますが、今も経過観察を定期的に行い人一倍健康に気をつけています。赤ちゃんや幼児のころには何度か入院をしていたこともありました。

 もちろん、糖尿病という偏見をもたれる病名、注射を定期的にうたなければならない治療法の疾患ではないのですが、、、
 
 確かに当時、付き合っていた夫からそのことをいわれたとき、不思議と結婚をやめようとはおもわなかったんですよねキョロキョロ
 その疾患があっても、それ以上にこの人となら幸せな家庭を作れると思いそのまま結婚をきめました。

この直感は正しく、夫は私にとっても子供たちにとってもすごく頼もしい夫です。夫自身も、自分の疾患のことで悔しいこと悩んだことがあっての頼もしさなのかもしれないです。

 まーちゃんが1型糖尿病だといわれたときにごく自然に一緒にがんばっていこう!と娘を抱きしめていた夫は全然不安な表情を見せず、お陰で私もショックから立ち直るのが早くコントロールに専念することができました。

 そんなことを再確認できた台風の日の夜の出来事でした。