My story 第七話 / 身体が苦しい、心も苦しい | 【アラサー女子がきれいに痩せる方法を伝えるコーチ】3ヶ月で痩せ体質を手に入れ、一生ダイエットしなくていい自分トリセツを体得できる

【アラサー女子がきれいに痩せる方法を伝えるコーチ】3ヶ月で痩せ体質を手に入れ、一生ダイエットしなくていい自分トリセツを体得できる

やりたいことがあるのに…つい食べちゃう。痩せたいのに…痩せられない。何から始めていいか分からないあなたのための0から始めるダイエット。元クリニック管理栄養士の私が伝える、自分の心と身体を紐解き、無理なく理想の体型を維持する習慣をお伝えします★

 

 

 

◾️前回の記事はこちら

My story /想像と違った社会人

 

 

 

 

栄養士として働きながらも

 

 

私は本当に

人の健康を守るお仕事をしているのか…?

 

 

 

病院で栄養士として働き食事管理をしているのに

 

仕事をしているとこの疑問が頭によぎる。

 

 

 

どうしても

 

患者さんのためのお仕事というより

 

日々の業務を回しているように見え

 

自分が思っていた世界と違うな…と感じるんです。

 

 

 

もちろん、

現状すぐにできる解決策があるでもないし

 

疑問を感じていても目の前には仕事があり

言われたことをそのままやるしかないのですが

 

 

当時はなんだか…

 

急に自分の未来が閉ざされたような

気持ちになったのを覚えています。

 

 

そしてこの時、

 

この率直な気持ちを打ち明けた人は

ほんのわずかに数名いたかな、と思いますが

 

同じ気持ちで理解してもらえる人は

身近にはいない状況でした。

 

 

 

すると

 

そんな状況で毎日を過ごす私は

いつの間にか…

 

 

心の不足感を

食べ物で埋め始めるようになっていくのです。

 

 

 

この頃の会社の通勤では

途中から車を認めてもらえたので

 

仕事後はすぐに一人の空間で過ごせる。

 

 

 

そのため、

 

気付いた頃には…

 

 

仕事の帰りには必ず好きなパンを3つ買って、

車の中で食べながら帰るようになっていたんです。

 

 

 

栄養士としての自分は

日々何ができているのかと悶々とする気持ち…

 

そんな中でも業務の手は止められない。

 

病院であるので

間違えられない仕事への責任感。

 

仕事上は常に空気を読んで

上下関係を配慮して動かなければいけないこと。

 

 

 

心はずっとずっと

こんな張り詰めたものを多く抱え

 

仕事中にリラックスできる時間なんて

日中はほぼなく。

 

 

 

仕事後に

短時間でもほっと一息つける時間を取ることが

 

唯一の至福であり、

気を抜くことのできるリラックス時間。

 

 

 

むしろ、この時間を設けることで

 

"何とか毎日の自分を成り立たせられる"

 

そんな感覚でした。

 

 

 

帰りの運転を始める前に一つは食べて、

 

その後も信号などで止まったらまた食べ、

ずっとモグモグしながら帰る。

 

 

 

当時はほとんど遅番だったので、

職場で18:00頃に一人前の夕食は食べていますが

 

 

それでも仕事後に食べないと

 

心と身体がソワソワ落ち着かないので

 

退勤した20:00過ぎから、毎回このルーティーン。

 

 

 

ひどい時は、

その後帰ってからも自宅にあるものを何か見つけ

 

21時台22時台に…

 

お腹いっぱいになるまで食べて…

 

そこまでしてようやく

安心して眠りにつけることもあったり…。

 

 

 

そして休日こそさらに

 

仕事から開放されている反動もあり

この衝動も大きく出ていた気がします。

 

 

 

正直、

この時期の記憶はところどころにしか

ないのですが、

 

例えばプライベートで

人と食事に行く約束をしている時。

 

 

出かける時に不安なのは、

普通の一人前の量で満足できるかどうか

 

 

 

人前では

たくさんの量を食べる姿は見せたくないので

 

いつも事前にも何かお腹に入れてから

出かけるようにしていたのを思い出します。

 

 

 

 

 周りの人には決して見せないように…

なんとか自分の中で成り立たせていましたが

 

 

…もう正直、本当に異常な精神状態でした。

 

 

 

何かを食べていない時間は

心の不足感を思い出してしまうので

 

人と話したり、

仕事で別に意識が集中していないと

 

いつでも食べ物のことを考えてしまう状況。

 

 

 

常にたくさん食べているので

相当なカロリーオーバー。

 

身体にとっての栄養足りているはずなのに…

常に擬似の空腹感に溢れていて。

 

 

"心の栄養不足を必死に埋めている"

 

そんな衝動の繰り返しでした。

 

 

 

 

そして

この苦しかった時期、

 

自分にかけた冷たい冷たい心の声も

覚えているのですが

 

 

『太れるもんなら太ってみなよ』

 

 

とっても意地悪なこんな言葉を自分に投げた

記憶があります。

 

 

 

私は元々子供の頃から

痩せてもなく太ってもなくの普通体型。

 

体型に対して

コンプレックスは特に感じ育ってきたし

 

 

高校生時代、短大生では

周りから『スタイルいいね』と言われてきた。

 

 

 

そんな私なんだから、

ちょっとくらい食べ過ぎても

太らないでしょ!

 

 

自分を試すような心半分、

食べることを止められない状況に

そう信じたい気持ちが乗ってそれが半分。

 

 

自分に優しく向き合うことなんてできなくて

 

こんな乱暴に言い放つような関わり方を

自分にしていました。

 

 

 

もちろん現実は

 

 

異常過ぎるほどのカロリー摂取をしているので

 

当然のことながら

体重はどんどんどんどんと増えていきます。

 

 

 

顔や足も常にパンパンに浮腫んでいるし、

 

一気に体重が増えたので

急にしゃがむと膝が痛かったり…。

 

  

 

 

ここまでも

いろいろな症状が出てきている中でしたが、

 

 

短大卒業時から思い描いてきた

管理栄養士になるための実務経験を得るため、

3年間仕事は辞められず。

 

 

社会人3年目では異動もあり、

新しい現場での仕事を覚えることもある中、

 

 

陰ではこっそりと国家試験を受けるために

管理栄養士の勉強もしていました。

 

 

短大では学んでこなかった内容が大半で、

設問に出てくる単語の意味も

いまいち分からないようなレベルの中、

 

ここに関しては今でも自分を讃えたいくらい

本当にコツコツ頑張ったなと思っています。

 

 

 

この時不思議だったのは

 

 

魔の食欲以外のことは

ちゃんと普通に自分を自分の意識で

コントロールできていたんです。

 

 

勉強に集中したい時期の友達からのお誘いは

さらっと全て断る。

 

 

自宅のリビングでテレビがついていても

雰囲気に流されずに勉強をしに自分の部屋に戻る。

 

 

季節が変わっても買い物や美容院にも

時間がもったいないので行かないと決めたり。

 

 

 

他にもありますが、

 

自分で決めたことを

最後までしっかり守っていました。

 

 

 

勉強をしながらも

常に異常な食欲に思考を取られることとの闘い、

 

過食をすると血糖値の動きが大きいので

常にダルさも抱えていましたが

 

それでも無事にやり切り、国家試験には一発合格。

 

 

 

そして私はその後、

 

管理栄養士として働くべく転職に動き出します。

 

 

 

⭐︎3年目にお世話になった現場の最終出勤日。(仕事中なのですっぴんです…)

 

 

次回へ続きます♪
 
 
 
 
 

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