今から34年前の1990年11月、友人と道を歩いていると、捨てられた子猫2匹がダンボールの中で泣いていましま。




急いで連れて帰り、近所のスーパーでエサを買い食べさせました。ムシャムシャ食べてます!笑



友人はトラ&白、私はサバトラ(医師曰く)を飼うことにしました。




次の日獣医さんの所に行き、健康診断とノミのチェックをし、雄猫なので今後の去勢手術のスケジュールなどを相談。




名前はキーちゃんにしました。
↓↓ウチに来て1ヶ月後のキーちゃん。


可愛いくて可愛くて、私の大切な存在に。




それから月日が経ち…

2003年、キーちゃんがウチに来て13年。お爺ちゃんになりました。




その頃、父が入院し余命宣告され、毎月実家に帰ることにしたため、新幹線や飛行機にストレスを感じるキーちゃんは実家に預けていました。




弟も母もキーちゃんを可愛がっているので、心配はしていませんでした。




9月の帰省で私が関西へ戻るとき、足に絡みつくキーちゃんに「ごめんね、来月また来るからね」と頭と背中を撫でて別れました。





それが私とキーちゃんの最後で、

キーちゃんは事故で亡くなりました。




弟の話では、ある晩キーちゃんが異常に家中を走り回り、いつもは出ない2階の少し開いた窓から飛び降りてしまいました。




すぐに探したけど見つからず、その晩は帰ってこなかったそうです。




次の日、弟と母で探していたら近所の人から「朝に事故で死んだ猫を清掃の人が連れて行ったよ」と聞いたそうです。




猫の柄を聞くとキーちゃんでした。




後悔してもしきれません。

あんな可哀想な死に方をさせてしまって、しかも最後は家族の誰とも会わずに、冷たい道路の上で逝ってしまって…

本当にごめんね…

今でも会いたくてたまりません。




2003年6月、私が最後にキーちゃんを撮った写真です。



以前、具志堅用高さんの亡くなった愛犬の写真を見ただけで、犬の気持ちが分かる人をTVで見たことがあります。




私はあまりスピリチュアルなことは信じないタイプなのですが、キーちゃんがどんな気持ちでひとりぼっちで亡くなったのか聞いてみたいです。




いけません…こんなことを書くと今でも涙が出ます…。




こんな理由から、私がペットを飼うことを躊躇するようになりました。




飼いたい気持ちもあるのですが、別れがつらいです…。




まだ当分はブログやSNSでニャンコやワンコを見て癒されますラブラブ




ワンコと言えば、とても不思議で優しい経験をしました。いずれそれもアップしようと思います。