こんにちはニコニコ
牛小屋の会のYUKOです。
ご無沙汰になってしまいましたあせる
今年も、マイペースにではありますが、猫さんと飼い主さんの幸せのサポートをさせていただけたらなと思っています。
よろしくお願い致しますチューリップ 

今回は、牛小屋の会メンバーのCHISATOが昨年夏にTNRをさせていただきましたので。その様子を何回かに分けて投稿させていただきたいと思いますキラキラ

ここから先はCHISATOにバトンタッチですウインク
どうぞ飛び出すハート


ブログにするのが遅くなりましたが、
昨年2023年の保護活動ブログです📝🐈


2023年8月頃、知り合いから
『近所で野良猫が子猫を産んだのだけど、どうしたらいいのか。誰に相談したらいいかもわからなくて、聞いて欲しい』という話がありました。


少し話を聞くと、
野良猫が子猫を3匹ほど産んで、親子で家の庭に来て、
デッキでくつろいでいたりするそう。
何度もくるので、そっとご飯を準備して与えているとのこと。



ただ、私たちも保護活動をしていると言っても、常に無償ですぐに動くわけにはいきません。
お金が湧いて出るほどあるわけではありませんし、自分たちの仕事と生活があります。

この保護活動を続けるためにもボーダーが必要なんだな、と活動をしている中で感じていました。
完全に有志による活動のため、明らかに我々に全てを任せようとする相談者のためだけに動くつもりはありません。また、相談者さんの意向も大事にしたいからです。(場合によってはこちらの意見を採用させてもらうことももちろんあります)

猫ちゃんたちに何の罪もないのは重々承知のうえですが😭

自分がここまでなら出来る!というのをきちんと考える人が増えてくれたらいいなと思うので、この内容に関してまた改めてブログに書きたいです📝( ´ ▽ ` )



と、話を戻しまして、
8月時点では相談者さんはご自身で何とか解決しようとされていて、あくまで『相談』で終わりました。



1ヶ月が経ち、
再度相談者さんから猫ちゃんの様子を聞くと、
3匹いた子猫は2匹しか姿を見なくなったとのこと。
写真も送られてきました。
母猫と子猫の写真でしたが、よく見ると
母猫のしっぽが明らかにおかしい。



遠目でわかりにくいですが、
怪我をしてちぎれた?感じです。

こういった傷から感染症を起こし、死に至る可能性があるため、相談者さんに、『早めに治療をしてあげた方がいい』旨を伝えました。



しかしその後、
その猫の親子を見なくなってしまったと連絡がありました。
台風があったりしたから場所を変えたのかもしれない、、。とのことでした。

相談者さんは、デッキの下を探したり、野生動物用定点カメラもつけて見たが来てる様子がないとのことで、
一旦この親子猫についての話は終わったかと思われました。


が、さらに1ヶ月ほどが経ち、
猫親子が戻ってきた!と連絡が入りました。
しかし、2匹いた子猫は1匹しかいないそう。
さらに、その最後の1匹の子猫も元気がないそう。
写真も送られて来ました。





見ると、なんだか様子がおかしい。

子猫は一見日向でポカポカ寝てるのかなと思ったのですが、母猫がご飯にがっついてる横で、何で一緒に食べないんだろうという違和感。

子猫は痩せ細っている様子、、

これは早くに保護してあげたほうがいい旨を伝えました。

しばらく後、相談者さんから、母猫の治療と
避妊手術をしてあげたいこと、子猫の保護をしてあげたいという依頼を受け、捕獲器をもって向かいました。


しかし、この時点で1週間ほど前から、最後の1匹のあの子猫が全然見当たらないと連絡が。

母猫1匹でしかご飯を食べに来なくなってしまっていたそう。。

あちこち子猫を探してくださったそうですが、まったく見つからなかったようでした。


10月18日
19時、望みをかけて捕獲器3台をしかけました。






数時間後、
相談者さんから、
『ガタガタ音がするから、何かが捕まった!』

と連絡が。

23:00
二つの捕獲器にネコが捕まっていました。

1匹はまったく知らないオスネコくん。

もう1匹は、
あのキジトラのママニャンコ!
相談者さんにも確認してもらい、さらにしっぽも確認しました。



けれど、やはり子猫は何処にもおらず、、
どうやらダメだったようでした。
(野良子猫は生存率がとても低いのです。)


まったく知らないオスネコくんは、もしかすると近所の方が飼ってる猫の可能性があるとのことで、そのままリリースしました。


ママニャンコ、
車の移動中も暴れたり鳴いたりすることもなく
居てくれました。

捕獲器に入ってくれてありがとう🙏
明日の集団手術、頑張るんだぞ、、😿




10月19日
いつもお世話になっているCAPINさんで行われる集団手術へ。

たくさんの保護猫や保護犬たちが連れてこられていました。

保護活動されている方はもちろん、
良心的な料金で手術や治療をしてくださる動物病院の先生方や看護師さん、そしてボランティアで捕獲器洗浄や受付をしてくださる方々、

みんながそれぞれでできることを無理なく続けられる形で助け合う仕組みがあることが、本当にありがたいなといつも感じさせられます。

そして、動物たちは本意ではないかもしれないとは重々承知のうえですが、
動物たちが捕獲器に入り、避妊手術や治療をさせてくれたことに感謝することを忘れないでいたいです。🙏


キジトラママニャンコは、しっぽの手術と血液検査、レボリューション(TNR予定でしたが、少しでも外の生活が楽になるようにと思い実施)、そして避妊手術をお願いしました。

しっぽは皮膚が伸びにくく、縫い合わせが上手くできないとのことで、断尾し、お尻の皮膚を伸ばして縫う手術をしていただきました。

血液検査の結果は陰性。
ほっと一安心。


しっぽの手術をしたので、3〜7日は室内で怪我の様子を見てあげてからリリースするように言われました。

ママニャンコを引き取りに行った時、まだ麻酔から冷めたばかりでフラフラしていましたが、我が家に着くと威嚇するまで元気になってました。
よく頑張ったね。



…と、少し長くなってしまいましたので、この続きは次回に猫しっぽ猫からだ猫あたまハート
それでは{emoji:002_char3.png.ニコニコ}