物質はすべて原子からできています。
原子は陽子(+)と
電子(-)からできています。
陽子と電子の数は
等しくなるようにできています。
エネルギーも電子が-極から+極に
流れることで生じます。
陽子ばかりをいくら集めても
物質はできません。
+極ばかりをいくら集めても
エネルギーは生まれません。
+と-の量が等しくなってはじめて、
物質もエネルギーも生じるのです。
人間関係においても同じことが言えます。
平和を望む人がいれば、
争いを好む人もいます。
これは、本来、その人が持っているべき
マイナスの要素を他の人が
背負わされているのです。
そんなふうにして、
誰かが+や-に偏ると
その人と時間を長く共有している人が、
逆の極に偏ります。
そうやって、家族や会社という組織の中で、
+と-の量が等しくなるように
なっているのです。
「類は友を呼ぶ」
という諺がありますが、
これって矛盾していますよね?
この諺には怖い裏側があって、
類は「友」を呼ぶ、であって、
類は「配偶者」を呼ぶではないし、
類は「従業員」を呼ぶでもない。
あくまで引き寄せ合うのは
「友人」なのです。
友人は、基本的に楽しさを
共有できればいいんですね。
でも配偶者や家族や従業員は、
苦楽を共にしなければなりません。
運命共同体です。
共同体、つまり一つの身体を
共有しているのと同じ。
だから、誰かがどちらかに偏ると、
その構成員の誰かが反対側の極に偏ることで、
+と-の量が等しくなるように調整されるのです。
配偶者や家族、
一緒に仕事をしている人の間では、
類は友を呼ぶではなく、
「天敵」を招きかねないのです。
人は人との関係性で+にも-にもなる
しょっちゅう怒鳴りつける否定的な人と、
長時間接していたら、
大抵の人は自信をなくしてしまい、
ケアレスミスをしてしまいます。
逆に、
しょっちゅうケアレスミスをする人と、
長時間接していたら、
大抵の人は、その人に対して
批判的否定的な態度をとってしまいます。
常にポジティブで行動的な人と
長時間接していたら、
大抵の人は、その人に頼り切って
自分では何もしなくなります。
また、このタイプの人は、
感情を感じる暇がないくらい
忙しくしているので、
そういう人のパートナーは、
自分の気持ちを置いてきぼりに
されているような寂しさを感じて
ネガティブになります。
逆に愚痴ばかりこぼしている
ネガティブな人と長時間接していたら、
大抵の人は、その人を
どうにかしてやろうとポジティブになります。
このように、人は人の関係性の中で、
ポジティブにもネガティブにも、
自立的にも依存的にもなるんです。
宇宙の法則って、
ホントによく出来てますよね![]()
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