変わろうとすればするほど変われない
今度こそ、変われると思ったのに、
いつの間にか元に戻ってしまった
そんな経験したことがある人、
多いのではないでしょうか?
変われなかった理由は、
脳の性質です。
脳には2つの大きな性質があります。
1.安定化指向
2.可塑性
それぞれ説明しますね。
【安定化指向】
「安定していたい、変わりたくない」
という性質です。
変わりたくても変われないのが普通です。
だって、それが脳の性質ですから!
どうして、脳にそんな性質があるのか![]()
あなたは今こうして生きています。
三度ご飯が食べられて、
こうして心の勉強をする
前向きな姿勢もお持ちです。
そのことを
「上手くいっている」
と脳は判断するのです。
つまり、今までと同じことをして、
同じ生き方をしていけば、
これから先も、今と同じ生活を送れる可能性が高い、
だから、変わる必要はない。
逆に、変わろうとして、
何か今までと違うことをしてしまったら、
かえって悪くなってしまうリスクの方が高い、
と、脳は判断します。
だから、あなたが変わろうとすると、
脳は猛烈に邪魔をします。
何しようとしてるの?!
今までと違うことしたら、
どんなことが起きるか分からないじゃない!
今までと同じでいいじゃないの!
変わらなくたっていいじゃない!
こんなふうに、脳からの猛烈な抵抗にあい、
あなたは、変わりたくても変われなかったわけです。
そんなこと言っても、
実際に変われる人もいるじゃない![]()
と思った方。
それには、脳の2つ目の性質が関わっています。
【可塑性】
脳の2大性質の2つ目が可塑性です。
可塑性とは、変化を保持する性質です。
私たちが、何かを記憶できるのは、
この脳の可塑性によるものです。
可塑性を働かせるためには、
ある条件を満たす必要があります。
それは、繰り返し繰り返し
同じ情報が脳に入ってくること。
そして、繰り返し繰り返し、
その情報を使っていること。
何かを暗記するには、
そのことを繰り返し読んだり、
書いたりする必要がありますよね。
暗記だけなく、運動や技能を身につけるのも同じ。
同じ動作を繰り返し繰り返し
練習する必要があります。
ほとんど使わない情報を記憶することは、
脳にとってはエネルギーの無駄使いなのです![]()
情報を記憶したり読み出したりする時、
エネルギーを消費するんですね。
私たちの体は省エネ仕様!
だから、本当に必要な情報しか、
脳に留めないようにしているんです。
変わるためには
この2大性質に逆らわず、
利用することが不可欠ですよ![]()
最後まで読んでくださり感謝いたします![]()
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