私の尊敬する先生から教えていただいた、
『催眠術師も知らない暗示のテクニック』をご紹介します。
まずは実験。
膝を伸ばしたまま、前屈して手を床につけてみてください。
「私は腕をぐるぐる回す。すると体が柔らかくなる」
と言って、膝を伸ばしたまま前屈します。
どのくらい曲がったか覚えておいてくださいね!
次に
「私は腕をぐるぐる回す。すると体が硬くなる」
と言って前屈します。
どうですか?
前より曲がらなかったのではないでしょうか?
2回ともやっている動作は、
「腕をぐるぐる回す」という同じ動作。
なのに、曲がり具合が変わります。
2回目の方が、より深く前屈できたのなら、
1回目が準備体操になったからかなと思えますが、逆ですよね。
これには、きちんとした理論があるそうです。
催眠を一言で言うと
【接続詞のマジック】です。
「まぎれも無い事実」についで
「接続詞」をはさみ
「得たい結果」を言う。
それが催眠暗示です。
「私が数を5つかぞえると、あなたはニワトリになります。5、4、3、2、1、ハイ」
催眠術の典型的なパターンですよね。
「私が数を5つかぞえると」と言って、実際に「5、4、3、2、1」とかぞえています。
つまり、「私が5つ数をかぞえると」というのは、まぎれもない事実になっているわけです。
それに続いて
「~すると」
という接続詞をはさんでいます。
「食べ過ぎると太る」のように、
「~すると」という、接続詞の前の文は、後の文の原因を表しています。
つまり「AをするとBが起きる」
というように、AとBは因果関係になっているのです。
AとBが実際には因果関係がなくても、
潜在意識は、因果関係にあるものだと勘違いしてくれるということ!
つまり、
Aが《事実でありさえすれば》
B(得たい結果)が得られます。
なぜなら私たちは、ずっとそういう規則性の中で生きてきたから。
催眠は、こういった接続詞をうまく利用しているんですね

このテクニックを生活すべてに応用すると、
私は鏡を見る。すると、みるみる美しくなる
私はメルマガを書いている。すると、流行作家になれる
私は夜遅くまでインターネットで情報収集をしている。すると、金持ちになる方法が見つかる
など。
1.まずあなたの《行動》を言う。
2.「すると」という《接続詞》を言う。
3.あなたが《得たい結果》を言う。
それだけで、あなたの行動を、得たい結果に結びつける催眠暗示ができあがります。
これは強力ですよ!!
ぜひ取り入れてみてくださいね


いつも本当にありがとうございます



