ほんとにもう秋なんだなぁと感じますね(o^^o)
レスベラトロールは、2003年に科学雑誌「Nature」に、『長寿遺伝子のスイッチをオンにして、延命させる効果がある』と発表されて以来、夢の長寿薬かもしれないと注目を集めている物質です。
レスベラトロールはポリフェノールの一種でブドウの種や皮、ピーナッツの渋皮などに含まれます。
その後、数々の動物実験において寿命をのばすということだけでなく、抗がん作用や認知症予防、抗肥満作用、抗炎症作用など様々な作用が示唆されてきました。
また、「フレンチパラドックス」を解く鍵としても注目されました。
フレンチパラドックスというのは「フランス人はチーズやバターなどの乳脂肪や、肉類、フォアグラなどの動物性脂肪の摂取量も多いにもかかわらず、動脈硬化の患者が少なく、心臓病の死亡率も低い。」というもの。
これは、フランス人が日常的に飲んでいる赤ワインに含まれるポリフェノール、特に「レスベラトロール」に動脈硬化や心疾患を防ぐ作用があるためだと考えられたのです。
しかし、2014年5月に出された論文では、イタリアのトスカーナ地方に住む65歳以上の783人を対象に11年間に渡って行った追跡調査を行い、『レスベラトロールを摂取させても、心疾患の発症率や長寿に著しい効果が期待できなかった』という結論が出されました。
まだまだ、レスベラトロールに関しては研究段階であり、今後も議論が続きそうです。
私はそんなことを考えながら、巨峰を食べるのでした(*^^*)
しかし、2014年5月に出された論文では、イタリアのトスカーナ地方に住む65歳以上の783人を対象に11年間に渡って行った追跡調査を行い、『レスベラトロールを摂取させても、心疾患の発症率や長寿に著しい効果が期待できなかった』という結論が出されました。
まだまだ、レスベラトロールに関しては研究段階であり、今後も議論が続きそうです。
私はそんなことを考えながら、巨峰を食べるのでした(*^^*)