人は産まれたら死に向かっている。

いつ死がやってくるかはわからない。

今日かもしれないし、明日かもしれない。

病気で死ぬかもしれないし、事故に遭うかもしれない、災害に遭うかもしれない。

だからこそ、その日その日を大切に、今を生きる!



肺癌になって、子供達に伝えた時は涙を堪える事ができたけど、親に伝えるのだけは辛かった〜


父親は厳格な人で、小さい時からたくさん教育されて厳しく育てられた。

物知りでリーダーシップあって、歌が上手で、いつでも前向き!どこへ行っても誰とでも仲良くなれて、そんな父だから厳しくとも尊敬していて、父みたいな大人になりたいと思った。

母親は明るい人。

なんでも相談して友達のようでもあり、包容力があって、これまた前向きな人。

でもね、母親は少し気持ちが弱くて。

母親に伝えるのが1番辛かった。



肺癌であること

手術はできないこと

治療は進んでいて飲み薬で治療すること

ステージとかは言えなかったけど、伝えた。


泣いて泣いて、「聞きたくない!!」と。

私も涙が止まらなかった。


自分の中で、親はいつか先に亡くなるのが当たり前で、順番ってそういうことだと思ってた。

しっかり看取ろうと思っていたしね。

でも、子供が先に亡くなるって想像すらしたくないことじゃない?

だから、母親の気持ちがすごく辛くて辛くて。

私も子供が先に逝くなんて考えたくもない。



電話で涙が止まらない母親に、なんとか明るく説明する。あとは兄弟達にフォローをお願いした。

yuyu-tsuは4人兄弟なのです。

妹が2人、弟が1人。


肺癌になって当たり前のことがどんなに幸せかを知って、もちろん前から感謝の気持ちは持っていたけど、それ以上に感謝するようになった。


家族の支えに感謝

妹や弟に感謝

職場のみんなに感謝

友達に感謝

医療スタッフのみなさんに感謝

関わるみなさんに感謝

親に感謝


まだまだ負けていられない