近所で評判の
消化器のクリニック
まさかガンとは思っていなかったので
夫一人で病院に行きました。
すごい混むという噂は
聞いていたので
夫も覚悟していたようですが
意外なほどスムーズに診察してくれたようで。
今まで健康診断では
バリウム検査しかしていなくて
まずは胃カメラをしましょうということに。
夫ができるだけ早くとお願いしたら
運よく翌日に検査できることに。
胃炎になっちゃったかね。
ロキソニンのせいだよ、きっと(;^_^A
検査前夜もそんな話をしていました。
でも、翌日
検査が終わって帰り道
夫からの電話
私は気軽に
「どうだった~?」って聞いたのですが
すると夫からは
「うん、どうもがんみたいなんだよ・・・」と
予想外の答え。
私も夫も、戸惑いつつも、
まだ現実味がなく、
そうなんだ・・・でも、早く見つけて治療すればね・・・
と思っていました。
その日胃カメラで採ったしこりはすぐに組織診に回してくれたそうで
帰宅してから
検査所見を書いた紙を見せてくれたのですが
そこには
「Ⅳ型胃がんの疑い」と書かれている・・・
そして、添付された画像には
腫瘤の箇所をマーキングしている矢印が何個も・・・
素人が見ても
いわゆる初期の胃がんの丸くぷっくりとしたしこりではなく
荒れ果てた胃の粘膜って感じの写真でした。
え・・・・これって・・・
全然初期じゃなくない・・・?
写真をみるなり、そう思ってしまいましたが
夫にそんなことは言えず。
夫は「この荒れてるところ、全部ががんかは
わかんないんだって。」とのこと。
すぐに「Ⅳ型胃がん」でググってみました
スキルス性の胃がん
5年生存率7%
治療法はなく、延命のための化学療法のみ
そんな記事ばかりで、
ちょっと頭がついていかない・・・
スキルス胃がんといわれて
まっさきに浮かんだのが
かつて胃がんを公表して亡くなった
逸見政孝さん。
そして、高校時代の同級生
Mちゃんのこと
30歳で亡くなったMちゃんもがんという事実を知ってから
1年足らずで亡くなっている・・・
そんな進行した状況だったのか・・・
ショックを受けつつ
「これ、がんであることは間違いないよね・・・」
「すぐに総合病院に紹介されるんだろうな」
「紹介先はK病院かな。(県内の離れた場所にある)がんセンターかな・・・」
「すぐ入院するのかな・・・やばい、夫の保険じゃ賄えないかも・・・」
と現実的なこともグルグル頭をまわっていた。。。
翌週の説明では
予想通り
胃がんと食道がん
どの程度進行しているかは
総合病院で詳しい検査をした方がいい
ということで、
この地域のがん診療拠点病院に
紹介してくれることに。
「こっからは急ぎましょう」
そういわれた夫と私は
その日のうちに
これからお世話になるK総合病院に行きました。
そこから約2週間
血液検査、CT、PET検査などなど
色々な検査をしていきました。
つづきます・・・