こんにちは、ユリです。

1歳男の子のママです。

今回は無痛分娩について振り返ってみようと思います!



妊娠出産は女性の特権ですが、私は10代の頃から出産に対して恐怖を抱いてました。

昔読んだ「僕と彼女の×××」と言う漫画で出産時に夫婦が入れ替わったシーンにずっと憧れてましたし、無痛分娩という分娩方法を知ってからは産むなら絶対それにすると決めてました。




 陣痛スタート


私の陣痛が始まったのは22時頃。

生理痛程度の痛みでしたが、病院について内診すると既に子宮口は7cm開いていたので、LDR室に移動してすぐに麻酔科医がやってきました。


無痛分娩は背中に細い管を入れて、麻酔薬を注入することで痛みを和らげます。

管を入れるための麻酔も打つので、ほとんど痛みもなかったです。


そこからはもう快適でした。

夫とお喋りしながらおにぎり食べてリラックス。

陣痛の波はグラフで見えますし、お腹がググッと固くなる感覚もありますが、全く痛みなし!

導尿するためにカテーテルを挿入するのも、結構強めの内診(先生手首まで突っ込んでない⁈ってレベル)も落ち着いて受けられました。




 無痛分娩のデメリットは?


ここからは無痛分娩のデメリットです。

麻酔により陣痛が弱まったため、陣痛促進剤を使いました。そしていざ、いきむタイミングになっても下半身の感覚がなくていきめない…

お産が長引いたため、奥からラスボスのようなムキムキ産科医がやってきてお腹に穴を開ける勢いで上から圧迫、仕上げに担当医に吸引して貰いようやく息子が出てきてくれました。


どの工程に置いても痛みがなくて頭は冷静だったので、とにかく怖かったです!!(あと股の間にいる担当医と研修医が若くてイケメンで謎の羞恥心もあった。)


そして結構強引に出したのでお股とお尻と中までぐちゃぐちゃに裂けました。

出産後は麻酔がないので、ジワジワ痛みの感覚が戻ってきてからが本当の地獄の始まりでしたね。



 費用について


私が選んだ総合病院では無痛分娩にするとプラス10万円。色々追加で結局支払ったのは24万円でした。

総合病院はお値段高めですが、陣痛〜出産〜回復までを一部屋(個室)で済ませるLDR室があることや緊急時も対応できる医師が常駐している安心感がありました。



 最後に


言いたいのは、無痛分娩は母親の甘えとか、お腹を痛めてこそ母親とか、そんな言葉はクルッと丸めてゴミ箱へポイです。

男性は「無痛」で父親になれますよね。


無痛分娩で確かにリラックス出来た瞬間もありましたが、振り返ればやっぱりお産は大変でしたし、お股はとても痛かったです。

これから無痛分娩を選ぼうとする奥様を持つ旦那様やその周りの方々、どうか本人の意思を尊重しその選択を受け入れて欲しいと願います。

経産婦の「耐えられるよ〜」「そんなに痛くなかったよ〜」とかも不要です。



私がもう一度出産するとしたら、迷わず無痛分娩を選びます。

だって痛いの嫌ですから!