20230902(土曜日)の茶譜
ウェルカムティー 煮出し四川省蔵茶の散茶
場所は実習室のため、冷蔵庫もあり、氷入りの冷たい蔵茶を味わって頂きました。
後半の飲み会は
1 石鎚黒茶さつき会の石鎚黒茶 2022年。
2 カートカンタイプの碁石茶vs急須で淹れる碁石茶
3 雲南大葉種、徳昴族の酸茶
4 ガイワンで阿波晩茶。
酸茶オンパレードの後半でした
途中:メンバーのOさんが手作りの蓮茶を淹れて頂きました。ものすごく素敵な演出でお味も蓮の香りとお茶の風味。酸茶後のいい口直し?!でした。
5 四川の釜炒り緑茶:青城雪芽(せいじょうせっが)産地:四川省都江堰市青城山。陸羽が賞賛している青城山で採れたお茶。
6 〆は1995年の重慶沱茶。90年代の四川沱茶。当時の四川沱茶の最大手、重慶茶廠が1995年に作った沱茶。モンドセレクション金賞を頂き、その後大変人気があったが、下関茶廠の沱茶との競争に負け、2001年、閉鎖に追い込まれました。25年以上の熟成。
この日、お茶請けは梨の漢方湯でした。
20230903(日曜日)の茶譜
日曜日は和室でしたので家で冷たい「徳昴族の酸茶」を作って茶会へ。
ウェルカムティーは「徳昴族酸茶」の冷茶。実はこの日、散茶の茶歌舞伎をしようと思い、四国黒茶3種と徳昴族酸茶1種、合計4種類の酸茶を飲んでいただき、名前を当てるゲームにしました。殆どの参加者は徳昴族酸茶の経験がないので飲んだことのないお茶は当てられないでしょうから、まずウェルカムティーで飲んでいただくことにしました。
酸茶の茶歌舞伎順は碁石茶⇒徳昴族酸茶⇒阿波晩茶⇒石鎚黒茶の順でした。やや濃い目で淹れてしっかり酸味を味わっていただくつもりで淹れました。各お茶は4-5g、150㏄のガイワン、90秒の抽出。
4問正解の方は四国阿波晩茶の現場にもいかれたことがある方でさすが四国のお茶にお詳しいです。最後に「隠れ茶を守る会」の乾燥ラペソー茎茶を頂きました。ミャンマーまでラペソー作りを勉強に行き、試行錯誤の結果、やっと静岡梅ヶ島で日本初の食べる乳酸発酵茶が誕生しました。ミャンマーの伝統的国民食「ラペソー」をお手本に開発し、「食べるお茶・発酵ほろに」と命名したとか。
二日の茶会、両方とも意識してしっかり酸味を味わっていただく淹れ方をしました。折角酸味のあるお茶なので酸味を避けて淹れる(薄く淹れる)より、酸味を楽しむスタイルで四国黒茶を紹介させていただきました。写真何枚かご覧ください。
9/3日茶会のお茶請けは月餅とぶとうゼリー。
重慶沱茶についてまたいつかレビューを書きます。
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明日から雲南へ。コロナ発生以来の初帰国。すこし緊張していますが、雲南の友人達に会うが楽しみです。通信可能ならこのブログで随時旅の報告をします。ご期待ください。