大暑を過ぎてもまだまだ暑い毎日。午後、先日訪ねた大川村の釜炒り茶を淹れました。タイトルに「丁寧に淹れる」とわざわざ書いたのは、いつも思いますが、お茶は淹れ方によってかなりイメージが変わるから。時々「良いお茶はどうやって淹れても美味しい」という言い方を耳にしますが、それも一理がありますが、私は基本的に淹れ方の追求と訓練はとても大切だと思っていますし、更に言うと、茶販売の売り上げにも繋ぐと信じています。
大川村(高知県土佐郡)「結いの里」という道の駅で購入した和田家の釜炒り茶。この地域で自家用茶として釜炒り茶を作っている家庭は何軒ありますが、「結いの里」で販売にだされているのは和田家と上川家2軒のみ。
左はお父様、和田倫武さんの玉緑茶。右は息子和田將之さんの玉緑茶。
今日はお父様、和田倫武さんの玉緑茶を淹れました。
今日の茶器セット。段泥の宜興急須に5gの茶葉。
お湯はまずガラスの茶海に入れて茶海から茶壺にお湯を注ぎます。これで70-80度あたりになる。
90秒浸出
透明感の水色
味も香りも淡く清らか。美味しかったです。