甜白釉白磁小梨壺(景徳鎮) | 船橋市茶文化資料室

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在宅ワークの主人が久しぶりに出社。さて今日一人でゆっくりどんなお茶を飲もうかなと思案中。十二月茶会後半の茶は福建省がテーマ。淹れる茶器は紫泥の急須もいいですが、景徳鎮の茶壺を使うことにしました。

 

随分前に中国で購入した白磁の茶壺。紹介紙に甜白釉洒金と書いてある。お値段も結構したが、甜白釉の出来具合と手作り茶壺の形は気に入っています。

厚さも程よいのです。薄すぎると、発酵茶には使えなくなります。「甜白釉」の解釈は白玉のような柔らかさや砂糖のような質感のある白さとかいろいろ解釈があるらしい。始まりは明の永楽帝の頃。

「温潤如玉」。

ぽつぽつと金箔の模様が美しい。中国語で「洒金」

流。7孔。

手造りのため注ぎ口と取っ手の辺りのつなぎ目(赤い線)は非常になめらかで、全体的に柔らかいフォルムを造り出している。

2016年の武夷山九龍窠の矮脚烏龍を淹れました。

一壺老茶

半日嫻雅

過自己喜歓的日子