平戸探訪⑩平戸城からの眺めとその周辺 | 船橋市茶文化資料室

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平戸城の築城について以前の記事をご参照ください

撮影:20210418

  • 平戸図書館。平戸市岩の上町1458番地2。平戸城の入り口にある。

ここは図書館と公民館の機能を兼ね備えた複合施設。正式な名前は「平戸未来創造館」(愛称:COLAS平戸)。一緒に平戸城を観光する友人の到着を待っている間に、ここでしばらく読書。

昭和時代(59年)『日本の茶 歴史と文化』(吉村亨 若原英弌)

『平戸村郷土誌』(上中下)。手元に『平戸郷土誌』がある。昭和57年版。この本はかなり貴重。平戸に来ないと読めないかも。平戸寺院項目に「龍灯山千光寺」についての記述は『平戸郷土誌』とほぼ同じである。

江月 宗玩(こうげつ そうがん)。江月和尚も平戸に足跡を残した高僧の一人。盤珪禅師の記述もあった。

友人が到着したので一緒に平戸城を見学。案内板。(クリックすると拡大図をみることができる)

もう一枚。位置関係のメモ。

平戸城の入り口に駐車所がある。

閉館直前だし、コロナのこともあり、観光客は疎ら。

日之嶽に築城した平戸城が破却されてから90年後、元禄15年(1702)、平戸四代藩主・鎮信(天祥)は幕府に平戸城の再築城を願い出て、翌元禄16年に許可された。“江戸時代中期に築城が裁可されたのは異例であった。これは徳川家との姻戚関係と、東シナ海の警備の必要性によるものと言われる。(平戸城 - Wikipedia

 

1707年五代藩主の時完成された平戸城は天守閣がなく、二の丸に建てた3重3階の乾櫓をその代用としていたという。明治維新の時、現存する狸櫓と北虎口門(搦手門)を残し、城の建物は解体された。現在の天守閣は模擬天守。

懐柔櫓

 

天守内は松浦党などの資料館は閉館中。残念。展望台からの眺め。

朱色の平戸大橋

平戸瀬戸に浮かぶ小島、くろこしま(黒小島)。小さな神社があるみたい。上陸不可。

対岸に「松浦史料博物館」が見える。

遠くに最教寺の朱色の五重塔も

メモ

平戸城は日本100名城で初めての常設の城泊施設として、平戸城の懐柔櫓を宿泊施設化した「平戸城CASTLE STAY懐柔櫓」が、2021年4月1日(木)にオープンしたという。1泊最大60万円、1日1組限定。お殿様気分を味わいたいなら。。。我が家は無理だね爆  笑