12月に入ると「今年のうちにスッキリさせて新年は完璧に」って思います。
大掃除して断捨離して習慣をリセットして理想の自分でスタートする気でいます。
ご褒美のごちそうと初売りで運命の一着に出会う気しかしません。
気合も予算も予定表も、なぜか盛れるのが年末の不思議です。
ところが現実は、仕事納め直前の駆け込みで掃除どころではなくなります。
年賀状はプリンターのインク切れでコンビニをハシゴします。
コタツでうたた寝して起きたら23時58分で慌てて年越しそばをすすります。
親戚の「最近どう?」に答えているうちに自己評価がぐらつきます。
1月のクレカ明細で「ご褒美は未来の自分が払ってた」と悟ります。
✅ よくある「年末年始あるある」:
・大掃除の“計画だけ”は完璧にできる。
・冷蔵庫をパンパンにして賞味期限とにらめっこする。
・福袋で“当たり1、謎アイテム5”を引き当てる。
・帰省の渋滞情報を見てから出発時間を決めて後悔する。
・初詣の「今年こそ早寝早起き」が三日で消える。
・お年玉の両替を忘れてポチ袋に千円札をねじ込む。
・テレビの特番を“ながら見”して一日が全部ながらになる。
・年越しLINEの返信で午前2時を越える。
・体重計は電池切れのせいにする。
・「来年の手帳」だけは1月10日まで美しい。
❌ 実際は…:
・ホコリは12月31日にも出るから“完了”は存在しない。
・“買い置き”は在庫ではなく作業を増やす引き金になる。
・福袋の“得”は収納と手放す労力の“損”で相殺される。
・渋滞も行列も“みんな同じ判断”をした結果である。
・習慣は年始ではなく“次の就寝”からしか始まらない。
・財布より先に家計簿と予定の“見える化”が必要である。
・気まずい質問は相手の関心であって自分の価値ではない。
・写真は増えるがアルバムは編集されない。
・神頼みよりゴミ袋10枚のほうが部屋を変える。
・“特別な期間”は“いつもの自分”を拡大表示するだけである。
仕組みは「積み残しを先に片づける」から:
まず“今年から持ち越す三つ”を紙に書いて今日中に一歩だけ進めます。
掃除は家全体ではなく“玄関マット”“冷蔵庫の下段”“デスク右上30cm”の面積で区切ります。
買い物は“使う日付”を書いてからカゴに入れます。
初詣のお願いは“行動に翻訳”してスマホの予定に落とします。
例として「早寝早起き」は“23:00充電ケーブルをリビングに固定”と“7:00カーテン自動で開く”に分解します。
帰省や来客の段取りは“役割名札”を作ると巻き込みやすくなります。
たとえば“配膳係”“ゴミ係”“撮影係”“財布係”の四役で渋滞が減ります。
写真は当日に5枚だけ“お気に入り”に入れて、1月3日にアルバム化します。
お金は1月の予算を“固定費・変動費・楽しみ費”に三分割して先に封筒分けします。
コタツの魔力には“タイマー1時間”で対抗します。
最後に:あなたの“年末年始あるある”はどれでしたか。
コタツで年を越した話や、福袋の伝説アイテムなど、一言ネタも歓迎です。
逆に「これ現実突きつけられた…」という瞬間も教えてください。