12月は手帳が真っ白でも、頭の中はイルミと忘年会で満席になります。
「今年こそ余裕のある年末進行で、ゆっくりホットココア」と期待します。
スーパーのBGMがジングルになるたび、やる気ゲージも上がります。

しかし現実は、去年と同じ“年末ラッシュ”が時間差で追いかけてきます。
仕事の締め切りと子どもの行事と大掃除が三重奏で鳴り響きます。
気づけば“ココア”は“カフェイン強めのコーヒー”に置き換わります。

そして毎年恒例の事件も起きます。
宅配の不在票が3枚たまってから在宅日を決めます。
忘年会の二次会で来年の抱負を言い合い、翌朝スッキリ忘れます。
 

✅ よくある「12月あるある」:
・“ふるさと納税まだ間に合う”の広告を見てから焦ります。
・雪が降る前にタイヤ交換を誓い、初雪で行列に並びます。
・サンタの在庫をネットで確認し、送料で現実に戻ります。
・年賀状の宛名だけ先に印刷し、挨拶文は30日に書きます。
・“今年のベスト写真”を探して、春に撮った桜で妥協します。
・大掃除の計画表を作って満足し、当日はコロコロだけ動きます。

 

❌ 実際は…:
・12月の“余裕”は11月の準備量に比例します。
・イベントごとは“固定費扱い”で先にカレンダーを埋めます。
・掃除は“面積課金”でキッチン30分、窓30分に分解します。
・ギフトは“誰に・いくら・締切”をGoogleカレンダーで共有します。
・“今度会おう”は“日付を打つ”までが会話だと知ります。
・休む日は“予定としてブロック”しないと消えます。


去年の思い出?:

忘年会で店を出ると雪が舞っていました。
“冬ってロマンチックだな”と思った3秒後にタクシー列を見ました。
寒さに震えながら、来年は一次会で帰ると固く誓いました。
誓いは、二次会の写真に写る自分の笑顔でそっと上書きされました。

 

あなたは“12月に夢を詰め込む派”か“11月に下ごしらえする派”?
コメントで“これやると年末が楽”な小ワザや、笑った失敗談を教えてください。
誰かのカレンダーが一マス軽くなる、そんな知恵がきっとあります。
今年も同じ曲が流れても、ちょっと違う踊り方は選べます。
その一歩目だけ、今ここで決めてみましょう。