毎年この季節になると「うがい手洗い+マスクで完璧!」と気合い十分。
加湿器を新調して、ヨーグルトを買い込み、早寝宣言までして、自分だけは華麗に回避できる気がする。

——ところが現実は、満員電車でくしゃみの直後に吊り革を触り、帰宅後に宅配対応→手洗いを後回し。

その夜からゾワッ…翌朝には喉がカサカサ。「昨日だけ油断したのに!」は、冬の風物詩です。

エピソード:
・“気合いのうがい”を意識しすぎて、気づけばうがい薬のキャップをうがいしていた。
・家族会議で「今年は絶対移さない」と誓った30分後、体温計の「ピピッ」が主役交代を告げる。
・休む決意をSNSに宣言したのに、買い置きがゼロで薬局に遠征→悪化して有給が連休化。

 

✅ よくある「インフルあるある」:
・手洗いは完璧なのに“目こすり”は無意識
・予防接種を“打った日”から無敵だと勘違い
・家族が回復期=もう安全と油断
・加湿器フル稼働なのにフィルター放置
・マスクの表面を触って何度も位置調整
・熱が下がったら全快と思い出勤→ぶり返し

 

❌ 実際は…:
・感染は“目鼻口に触れる手”が主犯、無意識対策がカギ
・ワクチンは発症・重症化を下げるが“即・完全防御”ではない
・回復後もウイルスはしばらく残ることがある=家内動線で分離継続
・加湿器は清掃しないと“菌撒き器”化
・マスクは“外側=汚れ面”、触ったら手指衛生がセット
・解熱=治癒ではない、復帰基準と体力回復が別物

 

インフルの勝ち筋は“運に任せない生活動線”:
玄関にアルコールとティッシュ、“触る前に手”を家のルールに。外出時は“目を触らない”を合言葉にして、帰宅ルーティンは「荷物置き→手洗い→うがい→洗顔まで」で接触リスクを分断。加湿は50〜60%を目安に、寝室は換気もセット。

家族発症時は、食器・タオル・ゴミ箱を分け、トイレ後の手指衛生を“声かけ”で習慣化。

ワクチンは“発症しても軽く済ませる保険”と理解し、解熱後も無理せず48時間は体力回復に投資。

 

——で、あなたの“油断あるある”は?

 つい触ってしまうクセや、逆に効いた生活ハック(玄関ステーション配置、マスクの替え方、加湿器の掃除ルールなど)を教えてください。誰かのこの冬を救うのは、意外とあなたの小ワザかもしれません。