朝イチで充電満タン、広場に着いたらまずは“記念フルスロットル”。…で、最初のターンで横転してボディに早速の擦り傷。プロポのトリムが微妙にズレてて、直線なのに右へ右へと寄っていく。復帰のために全力ダッシュして息が上がり、戻ってきたら今度はピニオンに小石が噛んで“シャラララ…”と鳴き続ける。
ダート派は、たった“梅干し一粒サイズ”のデコボコでバク転。オンロード派は、落ち葉1枚でスピン。ドリフト派は、見学の子の「それ本物みたい!」の一言で気分が上がりすぎて縁石へキス。
“今日は軽く2パックだけ”のつもりが、気づけば“もう1本だけ”を3回繰り返し、家に帰るとバッテリーより先に自分が充電切れ——でも動画はしっかり撮れてる、そんな日曜。

 

✅ よくある「ラジコンカーあるある」:
・ボディピンを草むらに1本奉納(帰宅後ソファから発見)
・ステア逆にして壁ドン、すぐ周囲の地面のせいにする
・新品タイヤの“皮むき”でテンション爆上がり→3分で摩耗にしょんぼり
・ジャンプ台の“あと5cm”を攻めて前転芸、着地は友だちの足元
・ニトロ車の匂いだけで幸せになれる謎体質
・FPV化した瞬間に“目視”より酔う
・アルミパーツを青→赤→黒と渡り歩き“色替え沼”に沈む
・「今日はメンテだけ」に限って工具が足りず分解だけ完了

 

❌ 実際は…(“よくあると思われがち”だけど実はない/違うこと):
・2.4GHzで“他人のプロポに勝手に奪われる”→基本、バインド管理で起きない
・“四駆は絶対に曲がる”→状況次第で強アンダーも普通にある
・“ブラシレスは完全ノーメンテ”→ベアリングやギヤのケアは必要
・“満充電で長期保管が正解”→LiPoは保管電圧が基本
・“雨の日はバシャバシャOK”→防水仕様でもコネクタや受信機は要注意
・“高級プロポに替えたら突然速くなる”→まずはスロットルワークとライントレ
・“ドリフトはタイヤ変えれば誰でもできる”→荷重移動と角度維持が肝
・“飽きたら高値ですぐ売れる”→使用感と相場で現実はシビア

 

お金はかかるなぁ。でも楽しい:
ラジコンの楽しさは、うまく走った“数分”と、そこに至る“ドタバタ全部”のセット。直線での微妙な蛇行が取れた瞬間、路面のグリップが“ハマる”ラインを見つけた瞬間、ジャンプの姿勢がふわっと決まった瞬間——その一瞬のために、ボディピンを失い、小石を噛み、工具を揃え、また広場に出る。初心者の“壁ドン”も、ベテランの“今日は路面が重いなぁ”も、同じ笑顔に戻ってくるのがこの趣味の良いところ。あなたの“あるある事件簿”は? 初めての横転や、謎音の原因、奇跡の一周、家族の名言…思い出すだけでニヤけるエピソード、ひとつだけでも聞かせてください。次に走らせるときの“試して良かった小ワザ”(トリムの初期化、タイヤテープの貼り方、保管電圧への戻し方など)も、あなた流でぜひ。誰かの週末がちょっと楽しくなります。