休日の朝、「今日は片づけ革命!」と気合を入れて、SNSで見た神アイテムを大人買い。透明ケース、仕切り、ラベル、ワゴン…家に届いたダンボールのきれいさにテンション最高潮。「これさえあれば全部スッキリ!」——そう思って箱を開けた瞬間までは完璧でした。
ところが現実は、サイズが微妙に合わずフタが“1ミリ”閉まらない、引き出しの奥で配線とケンカ、スタッキングしたら上段が天井と友情破綻。ラベル作りに凝りすぎて本丸が止まり、家族に「“雑多”ってラベル…雑多すぎない?」とツッコまれる。極めつきは、空いたはずの箱に“収納グッズの空き箱”が収納されるミステリー。買う前より箱が増える——これぞ収納グッズあるある。
✅ よくある「収納グッズあるある」:
・メジャー使わず“勘”で買って1ミリ地獄
・同じシリーズで揃えたら、棚だけオシャレ展示場
・透明ケースが増えて“丸見えのカオス”が高画質化
・仕切りが細かすぎて“入る物がない”
・キャスター付きワゴン、家でだけ動かない(ラグ段差)
・ラベルを英語で気取った結果、家族が読めない
❌ 実際は…:
・「入れたい物」が不明なまま器だけ増やすと難易度アップ
・“高さ×奥行き×開閉方向”の呪いで意外と出し入れしづらい
・スタッキングは下段が使われず“永久保存箱”に
・仕切りは増やすほど掃除が面倒→ホコリ専用グッズ化
・“とりあえずボックス”がブラックホール化
・統一カラーにしたらリモコンまで迷彩で紛失
小ネタ・笑えるエピソード:
・「ケーブル用ボックス」を買って帰ったら、家のケーブルは“全員個性派の長さ”でフタ閉まらず。結局“ケーブルの寝袋”に昇格。
・夫「すごい!ラベル“よく使う”と“たまに使う”!」→翌日、全部“たまに使う”行きで自白。
・子ども「この白い箱サイコー!」…と、工作で改造。収納グッズ、収納されずに“ロボ1号”へ転職。
・透明ケースに非常食を美しく陳列→家族が“見えると食べやすい”理論で即日消滅。保存という概念が退職。
片付いたのかな:
収納グッズは“魔法の杖”ではなく“道具箱の道具”。買う前に、まず中身を3分類(残す・迷う・手放す)に分け、残す物の“群れ”ごとにおおまかに箱を当てると失敗が激減します。サイズはメジャーで「内寸」を測るのが鉄則。透明は“見せたい物”、不透明は“ごちゃ見せたくない物”に使い分け。仕切りは最少から始め、足りなければ足す。ラベルは“家族が読める言葉”で、ユーモア1割(例:おやつ金庫)にすると案外守られる。最後に“空き箱専用の箱”は作らない——増やすのは箱ではなく笑い話。あなたの家で起きた“収納グッズの珍事件”、どれが一番伝説でした?小ネタ、こっそり教えてください。