布団に入って5分で眠る未来を想像して電気を消す。

静かになった瞬間だけ、今日あった微妙な会話の“間”や既読のままのメッセージが頭に再生される。寝返り1回、枕の向きチェンジ、掛け布団の角を指でつまみ直す——ここからが本番みたいに目が冴える。

時計は見ないと決めたのに、気づけばスマホを裏返して時間を確認。「まだ間に合う」と思った瞬間、急にお腹が空いて台所へ。牛乳をコップに注いだ音だけがやたら大きい。部屋に戻ると、さっきより枕が合わない気がして、タオルを畳んで高さ調整。目を閉じると、明日の朝の自分が遅刻している映像だけは超高画質で流れてくる。

 

✅ よくある「不眠あるある」:
・寝たふりで10分キープ→急に「あの件の返事…」が蘇る
・天井の小さな影がだんだん顔に見えてくる
・布団の端っこを指で探して“落ち着くポジ”を発掘
・遠くの救急車のサイレンだけ妙にハッキリ聞こえる
・明日の段取りを頭の中で何度も並べ直す
・「深呼吸しよう」と思って逆に呼吸がぎこちなくなる
・のどの渇きに気づいてコップ一杯→トイレで完全覚醒
・隣の部屋の小さな物音を“重大ニュース”みたいに待つ

 

❌ 実際は…:
・「今すぐ寝ろ」と自分に号令→目だけさらに元気
・羊を数えるはずが、途中で羊の名前と履歴が設定され始める
・寝返りのたびに布団の温度が最適解からズレてキレ直す
・“寝付けない自分”にイライラして、眠気が逃げる
・SNSは見ないと決めたのに通知の数字が脳裏に浮かぶ
・「あ、眠れそう」の瞬間に宅配の再配達を思い出す
・もうカーテンの隙間から朝焼けが薄くのぞいてくる

 

寝てるの?起きてるの?もうろうとしている境界線の時間:

朝になって「結局ほとんど寝てない…」と鏡の前でため息、通勤電車の揺れだけがやさしくて、そこで一瞬落ちる——そんな“あるある”、あなたにもありませんか。深夜の考えごとが思わず面白方向に暴走した話、枕や布団の“これだ!”ポジションを見つけた瞬間、逆にやらかした失敗談まで、あなたの夜のエピソードを聞いてみたいです。誰かの“わかる”が重なるほど、あの長い夜も少しだけ笑える気がします。