K-POPの映像で見た“水光ツヤ肌”に憧れて、韓国コスメを一式そろえてみる。クッションでトーンアップ、ティントで色持ち、シートマスクでぷるぷる——「これで一気にあの質感へ!」と期待がふくらみます。
でも現実は、同じ手順でも季節や湿度、肌質で仕上がりが変わり、Tゾーンはテカりやすく、頬は乾きやすい。コピーしたルーティンが逆に崩れを招くことも。パケの可愛さと口コミの熱量に背中を押されがちですが、“自分の肌”に合わせて微調整してこそ、韓国コスメの良さが生きます。
✅ よくある「韓国コスメあるある」:
・クッションは“ワンタップで即ツヤ”を信じて厚塗り
・ティントが乾いて縁だけ残る“輪郭オバケ”
・シートマスク毎日→一時は潤うけど昼はベースがヨレる
・人気下地×高保湿クリームで“光り過ぎ”テカリ
・店頭スウォッチは最高、屋外で色が別人
・韓流アイメイクを完全コピー→日本の湿度でにじむ
❌ 実際は…:
・クッションは“薄く点置き→叩き込み”が命。追いツヤは頬だけ
・ティントは保湿→薄膜塗り→中央だけ重ねで色ムラ回避
・シートマスクは“ここぞの日”に。朝は5分以内→余分はオフ
・下地は“テカる所は皮脂コントロール、頬は保湿系”で使い分け
・屋外自然光で色確認(首との境目を見る)
・アイラインは目頭〜黒目は極細、目尻だけ伸ばすと崩れにくい
選び方・使い方のコツ:
①季節でベースを替える——梅雨や夏は皮脂コントロール下地+薄膜クッション、冬は保湿下地+リキッドをスポットで。
②“ツヤの置き場所”を決める——頬骨上・鼻根・上唇の山だけ。Tゾーン全体は避ける。
③ティントは素の唇色を利用——コンシーラーで消し過ぎず、中央グラデで血色を足す。
④シートマスクは“時間厳守&拭き取り”——余りは手の甲へ。
⑤新アイテムは1つずつ導入し、写真で検証——朝昼夕の崩れ方を比べると最適解が見えてきます。